DNPのPRIDE指標受賞
2025-11-14 17:21:27

DNPが5年連続で「PRIDE指標」ゴールド認証受賞の意義とは

大日本印刷が5年連続で「PRIDE指標」ゴールド認証を受賞



2025年11月14日、大日本印刷株式会社(DNP)は、一般社団法人work with Prideが設定した評価基準「PRIDE指標」において、最高位の「ゴールド」を5年連続で受賞しました。この評価は、LGBTQ+などの性的マイノリティが快適に働ける職場を日本で創出することを目的としており、DNPはその理念を基盤にした活動を継続的に行っています。

DNPグループのD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)への取り組み



DNPは、「人類の尊厳および多様性の尊重」を行動規範の一項に掲げ、多様性を尊重した組織の構築を図っています。同社は、均一な組織から多様性を活かす組織へと変革することで、様々な課題の解決や新たな価値の創出を目指しています。この方針は、経営基盤の強化を目的とした戦略の一環として実施されています。

具体的には、LGBTQ+などの性的マイノリティを含む社員が心理的な安全性を感じられる職場環境を構築するため、社外活動や社内セミナー、イベントなどへの参加を奨励し、社員間の理解と協力を深めています。以下に、DNPが推進する「PRIDE指標」と関連する施策をご紹介します。

1. トップメッセージの発信



DNPの代表取締役副社長・宮健司さんと常務取締役・宮間三奈子さんは、LGBTQ+への理解を深めるための企業経営者ネットワーク「Pride1000」に参加。社内外に向けて「LGBTQ+アライ」としてのメッセージを発信しています。

2. 社内の取り組み



DNPは、性的マイノリティの理解を深めるアライ(支援者)の増加に取り組んでいます。2025年には、アライとしての意識を可視化する活動として、470名のグループ社員に対してアライを宣言するステッカーを配布しました。また、アライと当事者が参加可能なコミュニティを設置し、情報交換や対話を定期的に実施しています。毎年行われる「ダイバーシティウィーク」では、トランスジェンダー男性を主人公にした映画の上映会や、監督とのトークショーを開催。多くの社員が参加し、リアル及びオンラインで課題を共有する趣旨があります。

3. 社外での活動



DNPは、60以上の企業や団体が参加する「Pride Action30」にも参画しており、毎年6月にプライド月間においてLGBTQ+が直面する問題解決に向けた行動を促進しています。また、「work with Pride 2025実行委員会」に参加し、社内外での性的マイノリティの働きやすさ向上に努めています。さらに、性的マイノリティに関する正しい情報提供を目指し、プライドハウス東京への協賛を通じて勉強会などにも参加しています。

まとめ



大日本印刷の「PRIDE指標」ゴールド認証は、LGBTQ+を含む多様な社員が安心して働ける環境づくりの成果だと言えます。彼らの取り組みは、業界全体における多様性の尊重へとつながり、今後も注目を集めることでしょう。DNPのこうした活動は、企業の社会的責任を果たすと同時に、社員の幸福度を向上させ、より良い社会を実現するための一助となっています。


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会社情報

会社名
大日本印刷株式会社
住所
東京都新宿区市谷加賀町1‐1‐1
電話番号

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