日本サウナメディア協会が選定 2024年の注目サウナ大賞
2024年に発表された「ととのう!にっぽんサウナ大賞」は、日本サウナメディア協会によって、全国各地のサウナを対象にした待望の表彰イベントです。この賞は、サウナ文化のさらなる発展とユーザーの拡大を目指すもので、サウナメディアの会員による投票で決まる透明性の高い選考が特徴です。特に今年の大賞を受賞したサウナ東京は、その圧倒的な充実度で高い評価を得ました。
サウナ東京の魅力
東京・赤坂に位置するサウナ東京は、都内中心部にありながら、五つの異なるサウナや三つの水風呂、大規模なととのいスペースを提供しています。その多彩な設備はもちろん、食事(いわゆる「サ飯」)にも徹底的にこだわり、利用者の期待に応える姿勢を貫いています。さらに、様々なブランドとのコラボレーションも行い、サウナ文化の認知度向上に貢献しています。
最優秀新サウナ賞受賞の品川サウナ
2024年6月にオープンした品川サウナは、男性専用のカプセルホテル付きの施設で、徒歩1分の好立地にあります。サウナーの好みに応えるために、施設内部のスペースを賢く利用し、二つの異なるサウナや三つの水風呂、素晴らしい外気浴スペースを整備しました。また、SNSを利用したブランディング戦略が功を奏し、オープン前から多くの注目を集めました。利用者の満足度も非常に高い評価を受けています。
特別賞に輝いた山形県西川町
山形県の西川町は、行政と民間が協力してサウナの魅力を広げる取り組みが評価され、特別賞を受賞しました。町長の菅野大志氏が推進する「ととのうなら西川」というキャンペーンは、官民一体で展開され、町外からの利用者を増加させることに成功しました。具体的には、サウナを活用した観光地の再生や新たな観光産業の形成に寄与しており、他の地方自治体にとってのロールモデルとなっています。
日本サウナメディア協会の役割
日本サウナメディア協会は、サウナ文化の普及を推進しており、専門的に情報を発信する4つのメディアによって構成されています。近年、サウナは「健康」や「癒し」の場所として、多くの支持を受け、まさに生活の一部として浸透しつつありますが、その魅力が十分に理解されているとは言えません。協会は、サウナ文化をより深く広げるための架け橋となることを目指しております。
このように、サウナは単なる入浴施設にとどまらず、コミュニティの場として、また地域活性化の手段としても無限の可能性を秘めています。サウナ文化がどのように日本社会に根付いていくのか、今後の展開が楽しみです。