ライフクエスト、医療AIプラットフォーム技術研究組合に参加しデジタルヘルスの未来を創造
ライフクエストがHAIPの初の組合員として参加
株式会社ライフクエストは、医療AIプラットフォーム技術研究組合(HAIP)の初のSaMD企業の組合員となり、医療AIの普及を目指すプロジェクトに参画することが発表されました。HAIPは、業界全体の基盤技術の研究開発を行い、医療AIサービスの発展に寄与することを目的としています。
HAIPの役割とライフクエストの取り組み
HAIPは2021年の設立以来、医療AIサービスの共通課題を解決し、マーケットを活性化させるための活動を推進しています。ライフクエストは、医療機器プログラム(SaMD)や非医療機器プログラムの研究・開発を行い、軽度認知症(MCI)、依存症、慢性疾患を対象とした次世代デジタルセラピューティクスの開発に力を入れています。
同社は、医学的知見を実装するだけでなく、患者の生活意識や行動に持続的に介入し、行動を変えることをサポートする「行動変容エンジン®」を独自に開発しました。このエンジンは患者一人ひとりの状態に応じた対応が可能で、医師は患者の状況をモニタリングできるプラットフォームを通じて、治療効果を高めることが期待されています。
デジタルヘルス市場の創出
最近、ライフクエストは日本のデジタルヘルス市場の活性化を目指し、新たなサービスや商品群の開発に取り組んでいます。リアルワールドエビデンスを活用することで、患者に合ったより効果的なデジタルヘルスソリューションを提供し、持続的な社会実装を図る方針です。
組合員と専門家たち
HAIPには、BIPROGY株式会社や日本アイ・ビー・エム、日立製作所などの主要企業が参画しています。理事会には、医療やAIの分野で広範な知識と経験を持つ専門家たちが集まり、今後の医療AIの発展に寄与することを目的としています。理事長にはBIPROGYの八田泰秀氏、専務理事には日立製作所の宇賀神敦氏が就任しており、そのリーダーシップの下でさらに多くの成果が期待されます。
未来への期待
ライフクエストとHAIPの協力は、医療AIの新たな可能性を切り拓くものとなるでしょう。これからのデジタルヘルスの進展において、患者の健康をサポートするサービスが増えていくことが期待されています。元々困難であった生活への介入が可能になることで、医療の質が向上し、多くの人々に利益をもたらすことができるでしょう。今後の動向をしっかりと見守る必要があります。
エンドユーザーの健康を支える取り組みとして、ライフクエストとHAIPが創出する未来に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社ライフクエスト
- 住所
- 東京都港区南青山6-6-219階
- 電話番号
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03-6427-6747