沖縄の観光振興を目指す記者懇談会の詳細
令和6年度第3回定例記者懇談会が、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の主催により、令和6年10月30日(水)に沖縄産業支援センターで開催されました。この会議は、報道関係者との相互交流を通じて、沖縄の観光振興や施策の円滑な実施を目的としています。
懇談会の概要
懇談会は、14:00から15:00の間に行われ、以下の内容が発表されました。記者たちは、各種情報を受け取るとともに、沖縄の観光業の現状について詳しい意見交換を行いました。
1.
入域観光客数の動向
2024年度の上期における空路の国内線経由の外国人入域観光客数、またホテルの客室単価やレンタカーの価格状況について報告がありました。これにより、現在の沖縄観光業の回復状況を把握することができました。
2.
沖縄修学旅行の動向
修学旅行の受入れについての取り組みや今後の展望についても話し合いがあり、教育旅行の質向上や多様化が期待されています。
3.
長野県との観光商談会
長野県が主催の観光商談会や教育旅行商談会について、沖縄での具体的な実施計画が発表されました。相互に観光資源の交流を図り、さらなる発展に寄与することが目的です。
4.
国際的なイベントへの参加
Adventure Travel World Summit(ATWS)への参加報告があり、来月にはAdventure Travel Weekが開催される予定です。これにより、沖縄の観光資源が国際的に認知されることが期待されています。
5.
クルーズの再開
MSCベリッシマが那覇を発着するクルーズを11月から再開する計画が示され、観光客の増加が見込まれています。
6.
MICEの取り組み
国外からの誘致に向けた新たなMICE(企業や団体の会議、研修旅行)推進策についても発表され、交流の拡充を目指します。
7.
OCVBの70周年記念事業
OCVBの創立70周年を記念した観光未来ビジョンコンテストが実施されることが報告されたほか、地域の観光資源の活用が提案されました。
8.
観光危機管理
観光客帰宅支援図上訓練の実施計画についても話し合われ、観光客の安全確保や危機管理が重要視されています。
これらの議題は沖縄が目指す観光業の未来にとって重要なテーマであり、情報交換を通じて記者たちが観光施策の進展を追跡する機会となりました。詳細については、OCVBの公式サイトで確認することができます。
OCVBトピックス
今後の沖縄の観光振興に向けた取り組みが着実に進むことが期待されています。