ユーイズムと韓国の病院が医療機器評価で連携を強化
ユーイズム株式会社(Uism)は、韓国の梁山釜山大学病院(PNUYH)と業務提携を締結し、医療機器のユーザビリティ評価を進める体制を強化しました。今後、この提携を通じて、日韓の医療機器ユーザビリティ評価を円滑に行い、クライアント企業の国際展開をさらに支援する環境が整います。
近年の医療機器市場の変化
近年では、医療機器の国際市場において、Human Factors Engineering(HFE)に基づくユーザビリティ評価が各国でますます求められています。ユーイズムは日本国内だけでなく、欧米市場でもHFE評価支援を行ってきた実績を持ちますが、今回のPNUYHとの提携により、韓国を含めたより広範なネットワークでの支援が可能になりました。
PNUYHユーザビリティセンターの紹介
韓国の梁山釜山大学病院内に位置するPNUYHユーザビリティセンターは、韓国での医療機器ユーザビリティ評価の重要機関の一つです。このセンターは、非首都圏の医療機関として初めて韓国試験所認定機構(KOLAS)より、IEC 62366-1:2015+AMD1:2020に基づく公認試験機関としての認定を受けています。以下のような特長があり、注目を集めています。
- - 豊富な実績:2022年以降、評価件数が急増し、2024年末時点で累計100件以上の実績を達成しています。
- - 国際的信頼性:KOLAS認定により、同センターの試験成績証明書は米州・欧州・アジアなど主要国で相互認証される信頼性があります。
- - 高度な施設環境:病室や診療室、手術室、在宅環境をシミュレートした評価ラボを備え、実際の使用環境に近いテストを行うことが可能です。
パートナーシップの意義
この提携は、Uismがグローバルに展開しているUXリサーチグループReSight Globalと連携し、互いの強みを活かしたサポート体制を築くことを意味します。具体的には、韓国企業の海外市場進出をサポートする役割も担っています。PNUYHが韓国内での評価を行い、Uismが海外展開に向けてのHFE評価を支援します。
未来に向けて
この業務提携により、Uismは日韓の医療機器評価の“橋渡し役”として、今後も引き続き国際ネットワークを活用し、安全かつ効果的な医療機器を世界中の患者に届けるため、活動を進めていく所存です。合わせて、ユーイズムのサービスを活用したい企業からのお問い合わせもお待ちしております。
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