大谷大学生チャレンジ企画「地域に寄りそうプロジェクト」
大谷大学の地域連携室が推進する「地域に寄りそうプロジェクト」は、地域に貢献することを目標に2024年から活動を開始しました。その中でも特に注目されるのが、学生が主導で運営する「GOEN食堂」です。このプロジェクトは、孤食に悩む地域住民、特に学生や高齢者に向けての温かい食事と交流の場を提供することを目的としています。
GOEN食堂の進行状況
GOEN食堂は、2023年7月20日から始まりました。以降、毎月定期的にコミュニティ食堂を開催し、これまでに計9回の開催を果たしました。この食堂では、大学生が自ら調理したカレーを提供し、参加者と学生たちがテーブルを囲むことで自然な交流を生むことを意図しています。おいしい食事を通じて「よいご縁(GOEN)」が生まれるよう、参加者同士のコミュニケーションを促進します。
GOEN食堂のユニークな点は、その運営が全て学生によって行われているところです。一般的な子ども食堂とは異なり、学生が自身で京都市の支援金を獲得し、企画から実施までを自発的に行っています。これは全国的に見ても非常に珍しい取り組みであり、学生たちにとっても学びの多い経験となっています。
特別企画:商店街交流ツアー
次回のイベントは2024年12月21日(土)に開催されます。この日は、特別企画として地元商店街とのコラボレーションによる交流ツアーも予定しています。近年、子どもたちや大学生が地域の商店を訪れる機会が減少する中、地元の商店を理解することを目的としたこのツアーは非常に意義深いものです。この企画では、北大路商店街の5つの店舗と連携し、参加者たちが店舗を訪問して交流し、地域への理解を深めることになります。
学生の意気込みと未来の期待
この特別企画に向けて学生たちは、参加する子どもや保護者と商店主との間で円滑なコミュニケーションが得られるよう、事前に何度も打ち合わせを重ねてきました。また、商店街での交流イベントを通じて、学生自身も地域への理解を深める機会となります。このような活動を通じて、大谷大学を拠点とする地域社会が活性化していくことが期待されます。
企画参加概要
開催日時:2024年12月21日(土曜日)11:30~14:40
場所:大谷大学食堂(講堂棟地下)
内容:
1. 大学生との交流
2. 昼食
3. 商店街交流ツアー(12月21日の特別企画)
費用:中学生以下無料、高校生300円、大人500円
参加者の皆さんには、楽しいひとときを過ごしてもらえることを願っています。地域との絆を深める素晴らしい機会をぜひお見逃しなく!