eシール認定制度の規程策定に向けた意見募集結果を公開
総務省が開示したeシール認定制度に関する意見募集結果
総務省が2023年1月28日から2月26日までの間実施した「eシールに係る認定制度の関係規程策定のための有識者会議取りまとめ(案)」と「eシールに係る認証業務の認定に関する規程(案)」についての意見募集に、合計10件の意見が寄せられました。この結果を受けて、総務省は今後の制度運用に向けた重要なステップを踏みました。
意見募集の概要
意見募集は、総務大臣によるeシール認定制度の創設を目的とし、制度運用に必要な関係規程の策定に向けたものでした。この有識者会議では、専門家による検討結果がまとめられ、「取りまとめ(案)」に仕上げられ、さらにその結果を踏まえた「認証業務に関する規程(案)」も作成されました。
意見の提出状況
意見募集期間中に寄せられた意見は、取りまとめ(案)に対して9件、認証業務に関する規程(案)には1件という結果でした。これらの意見は、今後の政策形成に重要なフィードバックとなります。すべての意見とそれに対する考え方は後日公開され、透明性を持ったプロセスで進められます。
公表された取りまとめ
意見募集の結果を踏まえて、総務省は「eシールに係る認定制度の関係規程策定のための有識者会議取りまとめ」を公表。これにより、今後の具体的な認証業務の規程を速やかに制定する準備が整っていくとされています。
さらに詳しい資料について
関連資料は、電子政府の総合窓口「e-Gov」にてパブリックコメントの欄にて公開される予定です。一般市民からの意見を今後も受け入れることで、より質の高い制度設計につなげる考えです。これにより、eシール制度が実現し、情報セキュリティの向上に貢献することが期待されています。
最後に、総務省はこれらの取り組みを通じて、国民の信頼を得る制度設計とするために、引き続き積極的な意見募集や情報公開を行っていく意向を示しています。