proovyがデジタル証明書のUXを革新し、プライバシー保護を強化

proovyがデジタル証明書のUXを革新

最近、Receptが提供する「proovy」が、デジタル証明書に関するユーザーエクスペリエンス（UX）を一新しました。DID（Decentralized Identifier）とVC（Verifiable Credentials）を駆使したこのデジタル証明書プラットフォームは、企業や団体に向けて信頼性の高い情報の発行と管理を可能にします。また、ユーザーにとっては、自身の情報を安全に管理できるデジタルウォレットアプリの提供も行っています。

VC提出機能の一新

proovyでは、ユーザーが自身の保持する情報（VC）を、さまざまなサービス提供者に対して簡単に提出できる機能を搭載しています。この機能は特に教育機関において、デジタル学生証としての利用が期待されています。出席管理や施設入館の際にも利用価値が高く、利便性向上が図られています。さらに、OpenID Foundationが進めるOpenID for Verifiable Presentations（OID4VP）の仕様に基づいてVCを提出することが可能です。

プライバシー保護の重要性

デジタルアイデンティティの普及が進む中で、ユーザーのプライバシー管理はますます重要な課題となっています。proovyは、ユーザーが自らの情報を適切にコントロールし、安心して意思決定ができる環境を提供することを目指しています。今回のリニューアルでは、VCを提出する際に必要な情報の共有項目や利用目的が明確に表示され、ユーザーが安心してデータを提供できる仕組みが採用されました。

そもそも、情報を共有する際には、プライバシー保護を優先し、必要最低限のデータのみが適切に活用されるように設計されています。これにより、ユーザーは自身の情報を守りながら、必要なサービスを享受できます。

企業との協業への期待

この新たな機能強化は、ユーザーのプライバシーを守るだけでなく、企業やサービス提供者との連携にも大きな可能性を秘めています。Receptは、プライバシー保護と利便性を両立させたデジタルアイデンティティの提供に力を入れており、今後もさまざまな業界とのコラボレーションを進めていくことを宣言しています。

会社概要と問い合わせ情報

株式会社Receptは2023年に設立され、デジタルアイデンティティ管理の最先端技術「DID/VC」に特化しています。この技術は、特に欧米で広まりつつあり、日本でも新型コロナワクチンの接種証明書やマイナンバーカード機能のスマホへの搭載が進んでいます。将来的にはさらに多くの場面での普及が期待されています。

当社は、国際標準規格に準拠した技術基盤を開発しており、他の事業者が保持する技術との相互運用性を高めることで、より便利で安全なデジタル社会の実現を目指しています。

より詳細な情報やサービス導入については、以下の事業者向けページをご覧ください。
事業者向け問い合わせページ
株式会社Receptについて

これからのデジタル証明書の利用において、proovyはその革新性とプライバシー保護の視点から、注目される存在となるでしょう。