eSOLとサイバートラストによるSDx開発基盤の共同開発
イーソル株式会社(eSOL)とサイバートラスト株式会社は、産業やロボティクス分野におけるフィジカルAIを実現するため、SDx開発基盤の共同開発に合意しました。両社はそれぞれの強みを活かし、ミッションクリティカルな処理に適したプラットフォームの実現を目指します。
フィジカルAIの重要性と背景
近年、産業機器やモビリティ、ロボティクスの分野でAIのリアルタイム活用へのニーズが高まっています。フィジカルAIは、リアルタイム制御と高度な情報処理を組み合わせた「フィジカル・インテリジェント・システム」を求められています。しかし、これまでの技術だけでは、複雑なニーズに応えることは難しく、新たなプラットフォームが要求されています。
SDx開発基盤とは何か
SDx(Software Defined everything)開発基盤は、ハードウェア中心のものづくりから、ソフトウェア主導の価値創造へと移行する概念です。この基盤により、OS技術を中心に、ハードウェアとソフトウェアの分離が可能となります。このプラットフォームは、様々な領域でソフトウェアの迅速な開発や運用効率の向上を実現します。
両社の強みを融合した新しい基盤
eSOLの強みであるスケーラブルリアルタイムOS「eMCOS®」や、マルチカーネルアーキテクチャ、機能安全技術と、サイバートラストのIoT向けLinux OS「EMLinux」の長期サポート・セキュリティ更新基盤を統合します。これにより、リアルタイム処理と高度な情報処理を一つの基盤で実現し、フィジカルAIを活用した高付加価値製品を市場に投入することが可能になります。
開発の目的と期待される成果
このSDx開発基盤により、製品開発企業は国際的なセキュリティ基準に対応する負担を軽減できます。2026年度を目指して、この新しい基盤を製品化し、2026年に開催予定の「eSOL Technology Forum 2026」や「EdgeTech+ West 2026」でのデモ展示を通じて具体的な成果を発表する予定です。
結論と今後の展望
eSOLとサイバートラストは、フィジカルAI時代を見据えたSDx開発基盤の共同開発を進め、事業の競争力を向上させつつ、製品開発企業の持続可能なソフトウェア開発を支援していく考えです。両社の技術的な連携は、今後の産業に大きな影響を与えることでしょう。詳細については、両社のプレスリリースをご参照ください。