Value wayが官民共創型アクセラレーションプログラムファイナリストに
2024-06-28 11:12:48

コーヒーカスで社会課題解決!Value wayが官民共創型アクセラレーションプログラム「ソーシャルXアクセラレーション」ファイナリストに選出

コーヒーカスで社会課題解決!Value wayが官民共創型アクセラレーションプログラム「ソーシャルXアクセラレーション」ファイナリストに選出



コーヒーを中心とした再生・循環経済の実現を目指すValue way株式会社(本社:兵庫県神戸市、CEO:八木俊匡)が、東京都「多様な主体によるスタートアップ支援展開事業(TOKYO SUTEAM)」の協定事業者である株式会社ソーシャル・エックスによる官民共創型アクセラレーションプログラム「ソーシャルXアクセラレーション」の第2期で、ファイナリストに選出されました。

Value wayは、2023年10月に設立された、コーヒー2050年問題解消に向けた取り組みを推進する企業です。コーヒーの消費量増加に伴い、大量に発生するコーヒーカスが廃棄され、環境問題や資源の無駄遣いに繋がっている現状に対して、Value wayは、リジェネラティブ珈琲や気候変動アクションを推進し、カーボンフットプリント算定サービス、カーボンクレジットの開発、コーヒーカスの再資源化に取り組んでいます。

「ソーシャルXアクセラレーション」とは



「ソーシャルXアクセラレーション」は、TOKYO SUTEAMの協定事業者である株式会社ソーシャル・エックスが提供する官民共創型アクセラレーションプログラムです。このプログラムは、欧州におけるインパクト投資の潮流と、国内における新しい資本主義という流れを受け、財務リターンと社会的インパクトの両立を目指しています。

特徴は、官民オープンイノベーションの強みを活かしたアクセラレーションプログラムであり、行政との実証実験を通じて社会的インパクトを可視化できる仕組みです。ワークショップやメンタリングを通して、実証実験の要件を定義し、入賞したスタートアップには、自治体とのPoCと伴走支援、社会的インパクト評価レポートなどが特典として付与されます。

Value wayが「ソーシャルXアクセラレーション」に応募した背景



世界で1日約20億杯消費されているコーヒーは、日本でも毎日2億杯飲まれています。しかし、消費後のコーヒーカスの大半は資源循環されずに廃棄されています。さらに、気候変動の影響で、2050年にはコーヒー生産量が半減する可能性も懸念されています。

Value wayは、この問題に対し、生活に馴染みのある「コーヒー」に着目し、製造時のコーヒーハスクや消費後のコーヒーカスを回収・炭化・農地施用などを通して、資源循環を行うプロジェクト「Regenerative Coffee Way(RCW)」を提案しています。RCWは、廃棄物削減、温暖化解消(カーボンクレジットの創出)、消費者の行動変容を一体的に取り組むことを目指し、国内外で推進しています。

Value wayは、「ソーシャルXアクセラレーション」を通じて、共創人材による伴走支援を受けながら、官民共創で一杯の珈琲から食・農・暮らしを再生する資源循環事例を創出し、拡大させたいと考えています。

今後の流れ



Value wayは、今後、共創人材によるワークショップや約3ヶ月間のメンタリングを通して、事業ブラッシュアップを行い、10月8日に開催される最終審査会に臨みます。最終審査会で入賞すると、官民共創オープンイノベーションの仕組みである逆プロポを利用した実証プロジェクトの組成・実施・インパクト評価に取り組む予定です。

CEO 八木俊匡 / COO 西出 裕貴のコメント



Value wayのCEO 八木俊匡とCOO 西出裕貴は、ファイナリスト選出について「業界を超えて国内外様々な方々とお話する中で、課題意識は共通しているものの、業界内外、そして官民一体となって共創していく方法が見つからず、障壁となっていると感じています。本プログラムがその障壁を超える兆しとなるよう、様々なアクターと共創・連携しながら推進していきます。本プログラムを通してコーヒー未利用資源×NFTなど自治体との実証実験を行なっていきます。」とコメントしました。

Value wayとは?



Value wayは、2021年に神戸市で開催されたESGプログラム(englobe)でCEO 八木とCOO 西出が出会い、2023年10月に設立されました。コーヒー2050年問題に対し、生産国では高耐性な品種の改良など対策が行われていますが、消費国は何ができるのか?という課題意識から、気候変動問題と価値創造の両立を目指し、Value wayプロジェクトが立ち上がりました。

Value wayは、コーヒーカスの再資源化を目指し、リジェネラティブ農業として乾燥・回収・炭化・農地施用を行いながら、コーヒーサプライチェーンでのカーボンフットプリントの算定、可視化やカーボンクレジット開発支援に取り組んでいます。


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