日本直販株式会社は、これまでの総合通販モデルから、エンタメ・グローバル・DXを核とするサービス企業へと進化を遂げています。この新たな路線の一環として、日本直販はアメリカのパートナーであるBOOKOFF U.S.A. INC.と共に、北米でのエンタメIPを用いた体験型ポップアップイベントを開始します。
2025年12月11日、テキサス州に新たにオープンするBOOKOFF USA Houston店では、開店と同時にエンタメIPをテーマにしたポップアップが始まります。また、12月12日からはロサンゼルスのBOOKOFF Little Tokyoにて、「雪ミク(SNOW MIKU)」をテーマにした限定商品販売やフォトスポットが展開される予定です。これにより、ファン体験や来店促進を強化する狙いがあります。
このポップアップの背景には、BOOKOFF USAが全米の主要都市において日本式のリユース文化を広げてきたという事実があります。特にHouston店は、多文化共存の市場特性もあり、アニメやエンタメIPとの親和性が非常に高いエリアです。そこで、日本直販はこのポップアップを通じて地域コミュニティとIPファン、さらには観光客の交流を図る中心地としての役割を果たすことを目指しています。
Houston店のエンタメIPポップアップ
BOOKOFF USA Houston店で実施されるポップアップは、「キャラクターと一緒に遊べる」体験を提供する予定です。様々なイベントが企画されており、来店やSNS投稿を促す活動が行われます。具体的には、アクリルスタンドフォト選手権や、作品にまつわるクイズへの参加が可能な「Anime Classroom QUIZ」が行われる予定です。
また、来店者が推奨スポットで写真を撮影し、それをSNSでシェアすることによって、自然な形での認知拡大を狙ったキャンペーンも行います。こうした取り組みを通じて、BOOKOFFは「毎日新しい出会いがある店」として地域に根付くことを目指します。
ロサンゼルスでの雪ミクポップアップ
一方、ロサンゼルスのBOOKOFF Little Tokyoでは、12月12日から28日まで「雪ミクポップアップ」が開催される予定です。こちらでは、アニメ愛好者や観光客を対象に、北米では入手しづらい公式グッズの限定販売が行われます。さらに、雪ミクをテーマにした特別なフォトスポットも設置され、訪れた人々が楽しい思い出を写真に収めることができるようになります。
このように、日本直販とBOOKOFF USAの連携により、エンタメIPの新たな可能性が示されています。そして、今後も北米やアジア各地で展開を拡大し、エンタメとリユースビジネスの融合を図っていく方針です。
これまでに得られた知見を元に、今後の取り組みにおいてさらに進化したインタラクションを提供していくことでしょう。エンタメIPポップアップは、ただのショップではなく、地域社会との架け橋を築く重要なコミュニケーションの場となることが期待されています。