不要品リユースで循環型社会へ!「おいくら」が練馬区と連携しサービス開始
株式会社マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」が、東京都練馬区と連携し、7月1日から不要品リユース事業を開始しました。この連携により、練馬区の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。
練馬区では、これまで区立施設に不要品を譲渡するための掲示板を設置したり、粗大ごみから利用可能なものを販売するなど、リユースの促進に取り組んできました。しかし、さらなるリユースの推進のため、新たなリユース施策導入の可能性を探していました。
一方、マーケットエンタープライズは、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、官民連携によるSDGsへの取り組みを積極的に行っています。「おいくら」は、不要品を売却したい人が全国のリサイクルショップに一括査定依頼できるサービスで、手軽に不要品の買取価格を比較できることから、これまでに約120万人が利用しています。
今回の連携では、「おいくら」を活用することで、練馬区民が不要品を簡単に売却できるようになり、廃棄物削減に貢献することが期待されています。具体的には、大型品や重量のあるものでも、希望すれば自宅まで訪問して運び出しまで対応する出張買取が可能になります。また、家電リサイクル法対象製品などの回収も対象となり、不要品売却と受け渡しは最短で当日に完了します。
「おいくら」のサービス導入により、練馬区は廃棄物処理量や処理コストの削減、区民のリユース意識向上、循環型社会形成の促進など、様々な効果が期待されています。
練馬区の課題と「おいくら」による解決策
練馬区では、粗大ごみの戸別収集を行っていますが、大型品や重量のあるものを自宅の外へ運び出すのは負担が大きいため、リユースのハードルが高いという課題がありました。「おいくら」は、出張買取に対応することで、この課題を解決します。また、区民の費用負担は一切なく、利用しやすいサービスとなっています。
今後の展望
今回の連携により、練馬区では「おいくら」のサービスが利用できるようになり、不要品売却の選択肢が増えることで、廃棄物削減と循環型社会の実現に大きく貢献すると期待されます。また、区民がリユースについて意識を高め、循環型社会への理解を深めるきっかけとなることも期待されます。
マーケットエンタープライズと練馬区は、今後も連携を強化し、地域社会における課題解決を目指していくとしています。