VALT JAPAN、愛媛県のデジタル支援モデル事業を継続
VALT JAPAN株式会社(東京・千代田区)は、愛媛県が推進する「愛媛県特化型DX/BPOによる就労困難者デジタル支援モデル事業」に再び採択されました。この取り組みは、就労困難者のデジタルスキル向上を通じて、彼らの労働市場への参入を促進するものです。
就労困難者のデジタル支援
昨年度の成功した取り組みに続き、今年度も愛媛県内で就労困難者を支援する「NEXT HERO」モデルを展開します。このプラットフォームを活用することにより、IT業務への対応が進むことで、就労支援事業所の収益性を高める狙いがあります。
一般的に、IT人材の高齢化や新規就労者数の不足、さらには低賃金問題が指摘されている中で、VALT JAPANはこれに対する解決策を示すべく、デジタル業務のアウトソーシングを通じて就労困難者に新たなチャンスを提供します。
デジタル業務と研修の実施
このプロジェクトは、愛媛県における就労継続支援事業所の賃金や工賃の向上を目指し、次のような施策を実施します。
- - 愛媛県特化型のデジタル研修: ITに対応できない事業所に対して、デジタル業務を行うためのスキルを提供します。
- - 県内の受注増加: IT対応を実現した事業所を通じて、県外からの案件を受注することにより、地域内の流通額を増やします。
- - 収益向上の加速: 高単価のIT案件を活用し、就労支援事業所の経済的基盤を強化します。
昨年度の成果と今年度の目標
昨年度は、5事業所の参加を目標にしていましたが、実際には8事業所、ワーカー20人が参加するという成果を上げました。また、流通額は150万円という目標を達成しました。
今年度は、さらに成長を加速するために以下の点に力を入れます。
1. IT未対応の就労支援事業所のIT対応レベル向上のサポート
2. 愛媛からのIT案件流通増加
3. 参加事業所を15に拡大
これらの施策をもって、愛媛県内の就労困難者に対するデジタル支援をさらに深化させていきます。
企業の展望と採用情報
VALT JAPANは、サービスを拡張するために全職種での採用を強化しています。同社のビジョンやミッションに共感し、日本の労働市場の変革に挑戦したい方々からの応募を期待しています。詳細は、VALT JAPANの公式WEBサイトにて確認可能です。
VALT JAPANのビジョン
VALT JAPANは、「仕事を通じて、自分の存在価値を強く実感し続けられる社会をつくる」ことをミッションに掲げ、自らの能力を最大限に活かせる仕組みを提供しています。これまでに、全国47都道府県で12,000名以上の障がい者が就労する機会を得ており、累計約400種類、1,500件以上の案件を運営しています。
皆様が、愛媛県におけるデジタル支援の取り組みにご注目いただければ幸いです。そして、VALT JAPANの活動がより多くの方々に届きますよう、今後とも努めてまいります。