TISIとUPDATERが再生可能エネルギーのマッチング機能を実装
TISI株式会社とUPDATER株式会社が共同で取り組んでいる新プロジェクトが、再生可能エネルギーの分野で注目を集めています。この連携により、TISIの「エネLink」シリーズにアワリーマッチング対応機能が追加され、環境価値の透明性が一段と強化されることとなります。
1. アワリーマッチングとは
アワリーマッチングとは、電力の消費量と再生可能エネルギーの発電量を1時間単位で照合し、実際のCO₂排出削減を可視化する仕組みです。この機能によって、企業はどれだけの環境負荷を削減できるかを具体的に示すことができ、各種の環境目標の達成に向けた取り組みをより効果的に進めることが可能になります。
2. TISIとUPDATERの役割
TISIは、電力CIS(顧客管理および料金計算システム)の分野で長い実績を有しています。UPDATERは、ブロックチェーン技術を利用した電力トラッキングシステム「ENECTION」を開発し、実際の運用を続けています。この二つの企業が連携することで、両者の強みを活かし、新たなサービスを展開することが期待されています。
3. GHGプロトコルへの対応
今回の取り組みは、温室効果ガス排出量の算定基準であるGHGプロトコルにおけるScope 2算定ルールの改定に合わせたものです。2027年末を目指して改定が進む中、1時間単位でのマッチング機能が重要な役割を果たすと考えられています。この背景には、環境価値の調達をより透明にし、企業間での協力を促進する動きがあります。
4. SaaS型サービスの導入
この新機能はSaaS(サービスとしてのソフトウェア)形式で提供され、企業は既存のシステムへの大規模改修を必要とせず、容易に導入できます。これにより、既存の業務運用を中断することなく、新しい機能を追加することができます。
5. 未来への展望
TISIとUPDATERは2026年12月のサービス提供開始を目指し、技術検証を進めています。今後、再生可能エネルギーのアワリーマッチングが業界の標準となることで、より多くの企業が環境に配慮した運用を行えるようになるでしょう。このプロジェクトは日本の再生可能エネルギーの普及と脱炭素化に寄与するものであり、社会全体への影響も期待されています。
おわりに
この新しい取り組みは、資源の持続可能な利用と環境負荷の軽減に向けた重要な一歩です。今後もTISIやUPDATERの進展から目が離せません。さらなる情報は、各社の公式サイトで確認できます。