静岡で開催されるブラジル人学校競技大会2025の魅力と目的

ブラジル人学校競技大会inジャパン - ジェブラ・ジャパン2025

2025年4月12日と13日の2日間、静岡県袋井市にて「ブラジル人学校競技大会inジャパン - ジェブラ・ジャパン2025」が開催されます。この大会は、在日ブラジル人コミュニティにとって極めて重要なイベントであり、ブラジル国外で行われるブラジル人学校の中では最大規模のスポーツイベントです。

スポーツを通じた文化の統合

ジェブラは、在日ブラジル人の統合を促進し、日本社会への理解を深めるための取り組みとして、毎年開催されています。今年で8回目となるこの大会では、参加する生徒たちにスポーツを通じて競争心や協調性を育むことを目的としています。主催者の主な目標は、参加者だけでなく観客にもブラジルの文化や健康的なライフスタイルを知ってもらうことです。

参加募集について

参加申し込みは現在受け付け中で、締切は3月10日です。若者たちが参加できるカテゴリーは、陸上競技、サッカー、卓球、バレーボール、チェスなど多岐にわたり、新たに柔道、ブラジリアン柔術、テコンドーも加わりました。参加資格は日本国内の教育機関に広がっており、選手の年齢は6歳から18歳まで、上位入賞者にはメダルが授与されます。今年の大会には、国内外の教育機関から24校以上、1000人以上の選手、そして1万5千人以上の観客が訪れると見込まれています。

エコパスタジアムの魅力

大会には、日本有数の最新設備を備えたエコパスタジアムが使用されます。このスタジアムは、2001年にオープン後、数々の大規模なイベントを開催してきました。特に2002年のFIFAワールドカップでのブラジル対イングランド戦は、多くの観客に記憶されています。エコパスタジアムの収容人数は約5万人で、広々としたスペースでのイベントが可能です。

文化交流もアピール

ジェブラ・ジャパン2025は、スポーツ大会であるだけでなく、ブラジル文化を堪能できるフードフェスティバルも同時に行われます。大会の日には、本場のブラジリアンバーベキュー「シュラスコ」や揚げピザ「Pizza Frita」など、ブラジル料理を安心して楽しむことができます。おいしい料理を活気あふれる環境で味わいながら、スポーツを通じた交流の楽しさを感じてもらえれば嬉しいです。