トリニティ・テクノロジーと広島銀行が業務提携
トリニティ・テクノロジー株式会社(東京・港区)が、広島銀行(広島市中区)との業務提携契約を2025年9月16日に締結しました。これにより、トリニティ・テクノロジーは広島銀行のお客様に向けて、同社が提供する高齢者支援サービス「おひさぽ」を展開します。
高齢者の生活を支える「おひさぽ」
近年、日本では高齢化が進み、特におひとりで生活する高齢者が増加しています。2021年のデータによると、単身または夫婦のみの高齢者世帯は1500万世帯を超え、そのうち約17.2%が子供のいない高齢者世帯とされています。こうした背景から、高齢者が直面するさまざまな課題に取り組む必要性が増しています。「おひさぽ」は、子供がいない、または面倒をかけたくない高齢者向けに設計されたサービスで、特に認知症による資産凍結の問題に対処することを目的としています。
「おひさぽ」は単なる資産管理の支援を超え、以下の多様なサービスを提供します:
- - 日々の見守りと生活事務のサポート
- - 病院の入院手続きや高齢者施設への入所手続き、身元保証人が不在の場合のサポート
- - 亡くなった際のご葬儀、法事、相続、遺品整理に関する支援
家族の代わりに寄り添う
「おひさぽ」は、おひとりの高齢者を家族が常に支えるかのようにサポートすることをテーマに、「7点セット」としてサービスを提供します。具体的には、見守り、生活事務支援、身元保証、財産管理、任意後見、尊厳死宣言書、死後事務支援の7つのサービスを組み合わせ、個々のニーズに応じた安心・安全な生活を実現します。特に財産管理では、信託銀行や信託会社と提携し、万が一の不正が起きないように分別管理を行います。これにより、当社の「おひさぽシステム」を用いて管理状況を厳重に監視し、高齢者が安心して生活できる環境を整えます。
提携に寄せる期待の声
トリニティ・テクノロジーの代表取締役社長・磨和寛氏は、広島銀行との提携について次のようにコメントしています。「広島銀行は地域に根ざした信頼される存在であり、お客様に寄り添う姿勢が素晴らしいです。『おひさぽ』を通じて地域の高齢者に安心を提供できることをとても嬉しく思います。当社はこれからも高齢社会の課題解決に全力で取り組んでいきます。」
会社概要
- - 会社名:トリニティ・テクノロジー株式会社
- - 所在地:東京都港区新橋2-1-1 山口ビルディング1階
- - 設立:2020年10月30日
- - 代表取締役:磨和寛
- - 事業内容:家族信託コンサルティング、介護支援サービス「おひさぽ」、相続手続きのデジタル化、「スマホde相続」など。
トリニティ・テクノロジーは、「人×テクノロジーの力でずっと安心の世界をつくる」ことを使命に掲げており、今後も地域社会への貢献を続けていく所存です。