ビジネスの未来を切り開く「AUBA」の革新
日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」が、2025年8月20日からは新たな姿で生まれ変わりました。運営元である株式会社eiicon(エイコン)が、従来版の「AUBA Ver. 2.0」を全面リニューアルし、事業創出に特化した新機能を追加した「AUBA Ver. 3.0」として登場したのです。
AUBAの進化とは?
これまで、AUBAは企業同士が出会う「つながる場」として活用されてきましたが、今回のリニューアルにより「事業創出」の要素が強化されました。新たに導入された機能によって、アイデアを具体化し、実現するプロセスがはっきりと体系化されています。
1. 事業コンセプトの共創
AUBA 3.0では、まず自社の事業コンセプトを言語化し、強化していくためのワークショップやアドバイザーフィードバックが導入されます。これにより、共創する方向性を明確にし、実行に移す準備が整います。実際に、数多くの企業がこのプロセスを経て、新しいビジョンを見出しています。
2. 出会いから事業化へ
次に、企業との出会いを促進するための活動が強化されます。パートナー企業の探索を最大化するためのプログラム参加や、事業計画書の作成を通じて具体性を高める活動も行われます。そして、設定したKPIに基づく進捗状況の可視化やPDCAサイクルによって、プロジェクトが円滑に進むようサポートされます。
3. 実践的な機能群の追加
「AUBA 3.0」には、共創事業計画書の作成機能が新たに導入されています。この計画書には、事業の概要、ビジネスモデル、マイルストーンといった重要な要素が含まれており、企業が自立的に事業化を実現するための助けとなります。また、効果的な分析とレポート機能が備わっており、企業の成果を見える化することも可能です。
4. イノベーションアドバイザーの存在
さらに、各機能を使いこなすための「イノベーションアドバイザー」が配置されます。この専門家が企業に実践的な支援を行うことで、各企業が自ら事業化を推進できるように伴走します。推進プロセスを理解し、自立した事業運営を行うための支援が期待できます。
富田氏のコメント
株式会社eiiconの取締役副社長 COO・CDOである富田直氏は、「AUBA 3.0は、“出会いの場”から“事業を生み出す場”へと進化した」とコメントしています。多くの企業がオープンイノベーションに取り組む中で、重要なのは「つながった先をどう事業化に結びつけるか」という点です。
この新たなプラットフォームの開発により、富田氏は「新しい価値」が生まれることを願っています。企業が持つアイデアやビジョンが、より具体的な形で実現される可能性が高まることでしょう。
AUBAの未来へ期待
「AUBA」は、これまでに35,000社以上が登録する大規模なプラットフォームとして成長してきました。新機能が追加されたことで、今後はさらに多くの企業がこの場を活用して新たなビジネスを創出し、成長を遂げることが期待されています。オープンイノベーションを実現する理想的な場として、AUBAの存在はますます重要になっていきそうです。詳細は公式ウェブサイトをチェックしてみてください。