青春のカブと音楽の旅
2018-09-14 04:00:02
スーパーカブ60周年、青春を彩るハーモニーのコラボMVを公開
スーパーカブ60周年と新たなコラボ映像
日本のバイク文化を牽引してきたHondaのスーパーカブが、今年60周年という節目を迎えました。その記念すべき年を祝し、Hondaは音楽バンド『クリープハイプ』との特別なコラボレーションを実現しました。このコラボレーションでは、種子島でスーパーカブを愛用している高校生へ向けた感謝を込めた新曲とそのMVが発表されました。
現在、種子島には電車やバスが少なく、多くの高校生がスーパーカブを使って通学しています。この島でスーパーカブと共に青春を過ごした高校生たちへのHondaからのメッセージは、音楽と視覚の両面から心に響くものでした。これに賛同したのが、若者を中心に人気を集めるクリープハイプです。
クリープハイプとの特別な楽曲
新曲「ゆっくり行こう」は、圧倒的な支持を受けている尾崎世界観が手掛けました。この曲は、スーパーカブを通じて青春を過ごす若者たちへの応援のメッセージが詰まっています。MVは、東京の小さなアパートと美しい自然に囲まれた種子島の高校を背景に、青春のひとときを描いています。特に、カブのエンジン音から始まる音楽は、映像と共に感情を引き立てる要素となっています。
MV制作の裏側
MVの撮影は、東京と種子島という二つの場所で行われました。尾崎さんの撮影シーンは深夜から早朝にかけ、特に美しい朝焼けの中で行われたそうです。撮影を監督した柘植泰人さんは、種子島の高校生たちの笑顔を捉え、その彼らの日常を通して青春を表現しています。
実際にスーパーカブを利用している高校生が登場するこのMVでは、日常の中で見せる彼らの自然な表情が詰め込まれています。撮影が3日間にわたって行われる中で、生徒たちは徐々に監督やスタッフと打ち解け、よりリアルな生活感あふれる映像が完成しました。特に、放課後に行われていた運動会の練習シーンは、撮影の中でも活気に満ちた瞬間として切り取られています。
スーパーカブと種子島高校生の絆
スーパーカブは、種子島の高校生たちにとって通学の相棒としてだけでなく、心の支えでもある存在です。多くの学生は高校卒業後、島を離れてしまいますが、スーパーカブは家族や後輩に受け継がれていく文化が根付いています。かつてスーパーカブで通学していた先輩たちが、次の世代にその魅力を伝えているのです。
Hondaは一貫して「Me and Honda」という活動を通じて、スーパーカブのファンや愛用者と共にその文化を発信してきました。2018年の活動を通じても、スーパーカブが単なる乗り物ではなく、思い出や絆をつなげていく存在であることを訴えています。今後も、スーパーカブと共に歩む青春のストーリーを多くの人と分かち合うことを目指しています。
総括
スーパーカブ60周年を記念したクリープハイプとのコラボレーション映像は、ただのバイクのプロモーションではなく、青春の思い出や共感を呼び起こす作品となっています。種子島の高校生たちの姿を映し出しながら、Hondaは未来の彼らへのエールを送る意味を込めて、記念のプロジェクトを進めています。これからもスーパーカブが多くの人々に愛され続け、その文化が発展していくことを期待しています。
会社情報
- 会社名
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本田技研工業株式会社
- 住所
- 東京都港区南青山二丁目1番1号
- 電話番号
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