世界絵文字デーとSimejiの調査
毎年7月17日は「世界絵文字デー」として、絵文字の文化や利用状況が注目される日です。今年も、バイドゥ株式会社が提供するキーボードアプリ「Simeji」が、この日を迎えるにあたり興味深い調査を発表しました。Simejiは、世界20か国の絵文字利用動向と日本のZ世代約5,000人を対象にしたアンケート結果を同時に公開し、絵文字の動向を詳しく探りました。
世界中の人気絵文字TOP5
2026年に入ってからの上半期において、世界20か国で最も多く使われた絵文字TOP5が発表されました。特に注目されたのは、「😭」の存在。これは13か国で1位となり、感情のピークを表す国際共通のシンボルとして定着しています。悲しみだけに留まらず、共感や感動、嬉しすぎる時のリアクションとして広く利用されているようです。一方、日本では、絵文字に対する利用の仕方が独自の文化を反映している事実も見逃せません。
日本のTOP5に入ったのは、「😭」、「‼️」、「💦」、「🤣」、そして「🥹」の5つ。特に「‼️」は文章のトーンを調整するためによく使われ、驚きや強調のやわらげに利用されていることが分かります。また、「💦」は焦りや照れを表現するためにしばしば使用され、日本人特有の気遣いの文化が色濃く反映されています。
国ごとに異なる絵文字文化
絵文字は国によって使われ方や好まれるものが異なります。アメリカやイギリスでは、絵文字を使って大きな感情を表現する傾向が強く、特に「🤣」や「❤️」が上位にランクインしています。一方でフランスはバランス型で、「🤣」、「❤️」、「😭」といった絵文字が人気の様子。こうした違いから、国によって絵文字文化がどのように根付いているかを伺い知ることができます。
また、インドネシアでは「🗿」が5位に入るなど、独特の文化が反映されていることも興味深いです。無表情を象徴するこの絵文字は、面白さを伝えたり、驚きを表す際に使われています。
日本Z世代の絵文字の使い分け
今回の調査では、Z世代の絵文字利用に関する新たな視点も示されました。アンケート結果からは、彼らが絵文字の使い方をシチュエーションに応じて選んでいることが明らかになりました。職場や学校のグループでは「👍」、「🙇」、「🙏」が基本のコミュニケーションとして用いられ、一方SNSでは「✨」、「😊」、「💕」などの華やかな表現が選ばれる傾向にあります。
また、Z世代の多くは「絵文字がないと冷たい印象を受ける」とも回答しており、絵文字が彼らにとっては単なる装飾以上の重要なコミュニケーション手段であることが分かります。
結論
今回の「世界絵文字デー」におけるSimejiの調査から、絵文字の使用における国際的なトレンドと国内の文化の違いが浮かび上がりました。世界の共感を呼ぶ「😭」を皮切りに、日本独特の「💦」や「🥹」なども加わり、コミュニケーションの豊かさが強調されています。今後もSimejiは、変化する絵文字文化の調査や分析を進め、Z世代が求める表現の多様性に応じて進化を続けることでしょう。