介護業界の未来を担う！専門学校と連携し「IT介護士」育成講座を開講

介護業界の未来を担う「IT介護士」育成講座

近年、深刻化する介護人材不足と、高齢化社会における介護ニーズの高まりを受け、介護業界ではDX化が加速しています。そんな中、東京都千代田区に本社を置く介護総合支援事業のインフィック株式会社は、学校法人伊藤学園優和福祉専門学校と連携し、「IT介護士」育成講座を開講しました。

この講座は、介護福祉士を目指す学生が、卒業前にITを活用した介護の知識や技術を習得することで、現場での即戦力となることを目指しています。さらに、学生たちのデジタルリテラシーを高め、介護業界への魅力を高めることで、若者の介護離れ防止にも貢献していくことを目指しています。

介護現場の実情と課題

少子高齢化が進む日本では、介護の需要がますます高まっています。一方で、介護福祉士の数は不足しており、特に若手人材の確保が課題となっています。労働環境の厳しさや、IT技術の活用が遅れているなどの理由から、若い世代にとって介護業界は魅力的な選択肢とは言えないのが現状です。

IT技術を活用した新しい介護のスタイルを提案

インフィックと伊藤学園は、これらの課題を解決するため、IT技術を活用した新しい介護のスタイルを学生に提案しています。デジタルネイティブ世代であるZ世代にとって、ITはもはや生活の一部。授業では、介護現場で活用できる最新のIT機器を実際に体験しながら、ITがどのように介護の質向上に貢献できるのかを学びます。

授業内容と学生の声

講座では、介護現場におけるIT活用の必要性や、DX化の現状、課題などをディスカッション形式で学びます。学生たちは、介護現場実習では触れることのない、センサーやタブレットなどの最新機器を実際に使用することで、ITがもたらす効果を実感しています。

授業を受けた学生からは、「IT介護を学ぶことはとても楽しい」「介護施設に入社して、IT介護リーダーとして活躍したい」「このセンサーがあると時間短縮になり便利だと思う」など、前向きな声が多数寄せられています。