枚方市活性化プロジェクト
2024-11-20 10:36:52

摂南大学と大阪工業大学が連携し枚方市を盛り上げる新プロジェクト

摂南大学と大阪工業大学の新たな連携プロジェクト


枚方市を地域活性化の舞台にすべく、摂南大学農学部食品栄養学科と大阪工業大学情報科学部ネットワークデザイン学科が手を組み、エディブルフラワーを用いた特産品化の取り組みが進行中です。今年で3年目を迎えるこのプロジェクトでは、11月30日に開催される「第42回枚方市農業まつり」で、エディブルフラワーを使った水まんじゅうが150個限定で配布されます。

エディブルフラワーの魅力


エディブルフラワーは彩り豊かで見た目に美しく、栄養価も高い食用花です。しかし、一般的にはあまり知られていないという現実があります。このプロジェクトでは、エディブルフラワーを枚方市の特産品として確立することで、地域の知名度向上を図ろうとしています。学生たちは「エディブルフラワーを日常的に楽しむ新しい食文化を創造する」という強い思いを持ち、活動に邁進しています。

プロジェクトの背景


枚方市には豊かな自然、歴史、文化が刻まれており、地元には伝統工芸である菊人形が存在します。この「花」にまつわる文化を活かす形で、学生たちはエディブルフラワーを採用し、「花」とのつながりを深める新たな試みを行っています。彼らの取り組みは、地域ツーリズムやイベントなどの活動に結びつく可能性を持っており、地域活性化に寄与する重要な一歩となるでしょう。

連携と栽培の技術革新


このプロジェクトでは、大阪工業大学のIoT技術を用いたエディブルフラワーの自動栽培キットも開発されています。年々進化を続けるこの栽培キットは、学生たちの創意工夫が詰まったものです。2022年にはアイシングクッキー、2023年にはチョコブラウニーと、様々な料理レシピに幅を広げながら進んでいます。将来的には、枚方市内の小中学校でもエディブルフラワーを活用し、食育の推進にも貢献する予定です。

参加学生の意気込み


摂南大学の食品栄養学科の学生は、昨年の農業まつりの経験をもとに、今年はより多くの来場者にエディブルフラワーの魅力を伝えることを目指しています。高齢者だけでなく、幅広い年齢層に楽しんでもらうために水まんじゅうの企画を行い、来場者に喜ばれる工夫を凝らしています。

大阪工業大学の学生との連携も3年目に突入し、互いに異なる専攻ながら「エディブルフラワーを枚方市の特産物に」という共通の目標を達成するために協力しています。経験を積むことで、学生たちの成長にも寄与し、今後のキャリアにも繋がることでしょう。

教員のコメント


摂南大学の食品栄養学科の今城安喜子講師は、学生たちの成長を見守りながら、彼らがどのように社会に貢献していくかを楽しみにしています。「学生同士のリモート会議や意見交換は、まるで種を蒔き、芽を出すようなプロセスです。その成長を見届けるのがとても楽しみです」とコメントしました。

このように、摂南大学と大阪工業大学の連携は、枚方市の魅力を高め、新たな食文化の形成へとつながる期待が寄せられています。今後の展開に目が離せません。


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会社情報

会社名
学校法人常翔学園
住所
大阪市旭区大宮5-16-1
電話番号

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