カイクラの新機能
2024-09-12 17:20:49

株式会社シンカが新たに「AIタスク抽出」機能を追加したカイクラの進化

株式会社シンカが「カイクラ」に新機能を搭載



株式会社シンカは、2024年9月に生成AIを利用した新機能「AIタスク抽出」をリリースすると発表しました。この新機能は、顧客との対話中に発生するタスクを自動的に整理し、業務効率化を図ることができる画期的なものです。

カイクラの背景



顧客対応が頻繁に行われる業界では、会話中に発生するタスクを見逃してしまったり、管理が複雑になることは常に課題です。シンカの「カイクラ」は、こうした問題を解決するために新たな機能を追加しました。これにより、通話中のタスクやフォローアップ事項を簡単に整理でき、顧客対応の品質が向上することが期待されています。

「AIタスク抽出」機能の詳細



「AIタスク抽出」では、通話内容から以下の4つの情報を自動で抽出・表示します。

1. 会話の分類
2. タスクの担当者
3. タスク内容
4. タスクの理由

この機能は複数の話者がいる通話でも、各話者の氏名を特定し、個別にタスクを表示することができます。また、通話後に必要なタスクとその理由を自動テキスト化し、業務の可視化や効率化を実現します。これによって、メモを取る手間が省け、担当者以外でも通話の内容を確認しやすくなります。

再確認の重要性



顧客からの問い合わせ内容がテキストで可視化されることで、対応漏れを防ぎ、クレームなどのリスクを軽減します。全体的な業務効率化を目指す「カイクラ」は、より多くの企業にとって必須のコミュニケーションツールとなることを目指しています。

発表に寄せる開発チームの想い



開発を担当した赤間氏は、最も重視したのは「抽出の精度向上」だったと語ります。人間との比較検証を重ね、プロンプトを改良することで高精度を実現しました。彼は、「この新機能は業務プロセスを効率化し、顧客満足度の向上につながる」と期待を込めています。

シンカの取り組み



シンカは、コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」を通じて、生成AIを積極的に活用し続けています。2023年8月には新たに他社との協業を開始し、さらなる機能向上を図る予定です。

「カイクラ」は多様なコミュニケーション手段を一元管理でき、顧客情報が整理された形で参照可能です。2014年8月のサービス開始以来、2,700社以上で導入されています。シンカは今後も顧客のニーズに応じた高機能なサービスを提供し続けることを約束しています。

企業情報




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株式会社シンカ
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