ハンドメイドガラスブランドが奥能登を支援する新商品を発売
ハンドメイドガラスブランドの「iriser-イリゼ-」は、2024年8月21日に新たに奥能登地方の復興を支援する商品をリリースしました。この取り組みは、「あしたのじぶんをつくる」という理念のもと、ものづくりを通じて自立した生き方を促進することを目的としています。
新商品は、能登地方の美しい自然をモチーフにしたピンブローチ「こもれび」と「みなも」の2種類です。これらのピンブローチは、幅約15mm、高さ約9mmの耐熱ガラスと真鍮メッキを使用し、それぞれ3,850円で販売されます。購入した方々の応援によって、奥能登の復興に向けたプロジェクトに貢献もできるのです。
復興の現状と「OKNO to Bridge」
2024年1月1日、能登半島を襲った大地震により、多くの人々が避難を余儀なくされ、有形資産の復旧が急務です。特に、被害が大きかった珠洲市では、コワーキングスペース「OKNO to Bridge」が設立されましたが、開設から半年で地震による全壊の被害に遭いました。
この地震による影響を受け、運営会社である「合同会社CとH」は金沢市への避難を余儀なくされました。その後、金沢市内に新たな拠点を立ち上げ、地域内外の人々が集まり、復興への道を模索しています。この新しい拠点では、ガラス工房が開設され、避難を余儀なくされた女性たちが新しい技術を身につける機会を提供しています。
渡る思いと具現化の場所
「こもれび」と「みなも」の売上は、珠洲市でのガラス職人育成やその他の復興事業に活用される予定です。小高ワーカーズベースとしての経験を元に、能登地域でも新たな仕事づくりの広がりを目指しています。これにより、被災した女性たちが再び自信を持って暮らしを取り戻せるようサポートしていきます。
「iriser-イリゼ-」は、単なる製品販売にとどまらず、地域の人々と連携しながら共に成長し、復興を一歩ずつ進めていく姿勢を貫いています。人々の助けがあってこその活動であり、外部からの支援が重要です。
販売情報
- - 発売日: 2024年8月21日(水)
- - 価格: こもれびピンブローチ ¥3,850(税込)、みなもピンブローチ ¥3,850(税込)
- - 素材: 耐熱ガラス/真鍮メッキ
- - サイズ: ガラス部分 約15mm×9mm、厚み7mm、ピンブローチ部分 太さ1mm/長さ約8mm
- - 販売店舗: 南相馬市小高区本町1-87、「アトリエiriser」にて、または「iriser」のECサイトでお買い求めいただけます。
この活動を通じて、私たちは奥能登の復興を一緒に支援していけることを心から願っています。支援があれば、被災した地域での自立した生活が実現し、より良い明日が築けるはずです。