サステナブルな家具研究
2026-02-19 12:34:38

ChopValue Japanとコクヨ、竹中工務店が共同研究を開始しサステナブルな未来を目指す

プロジェクトの背景



ChopValue Manufacturing Japan株式会社(以下、ChopValue Japan)は、コクヨ株式会社および株式会社竹中工務店と、一緒にサステナブルな建築や家具ソリューションの開発に向けた共同研究をスタートしました。この取り組みは、使用済みの割り箸を再生素材として利用し、その活用の幅を広げることを目的としています。

日本では、年間約200億膳もの使用済み割り箸が廃棄されています。これらは高品質な木材でできているにもかかわらず、多くが焼却や埋立処分されてしまうのが現状です。ChopValue Japanは、こうした未利用の資源に目を向け、独自の方法で使用済み割り箸を回収し、その後、エンジニアードパネルへと加工する技術を持っています。

この新たなアプローチにより、建築内装分野に貢献できるだけでなく、環境問題の解決にも寄与しようとしています。

サステナビリティ戦略との関連性



このプロジェクトは、ChopValue Japanの地域密着の循環製造モデルが、コクヨの「CCC 2030」ビジョンや「森林経営モデル」を支えている点に注目すべきです。コクヨは、2030年までにグループ全体の売上の80%以上を循環型製品から得ることを目指しています。この目標に向けて、ChopValue Japanの取り組みが重要な役割を果たすことが期待されています。

そして竹中工務店は、「サーキュラーデザインビルド®」のフレームワークを強化し、地域の資源を使った耐久性の高い内装や家具を提供することを目指しています。この共同研究によって、木材の特性を最大限に引き出しながら、持続可能性を意識した新製品の開発が進められるでしょう。

共同研究の内容



この共同研究では、各社のオフィスなどで使用済み割り箸を回収するためのパイロットプログラムが実施されます。このプログラムは、地域の自治体の許可を得て進められます。回収された割り箸はChopValue Japanのプロセスを通じて再資源化され、コクヨはそれをもとに家具や内装什器を開発し、竹中工務店はそれを建築資材として活用する可能性を探ります。

また、これらの新しい素材を用いた空間について、実際の利用者やデザイナーによる評価も行い、その結果を反映させた製品の企画へとつなげます。

将来的な展望



このプロジェクトは、竹中工務店が自社の建築プロジェクトにおいて循環型エンジニアード素材を活用する一方で、ChopValue Japanの技術をベースにした建設廃棄物のリサイクル可能性についても研究を進める機会となります。両社は、防火認定に関する共同研修を行い、さまざまな用途に適した循環型内装ソリューションの普及を目指します。

ChopValue Japanは、日本市場向けの循環型内装材の開発を進めるとともに、地域の回収・生産システムの拡大を図っていきます。さらにコクヨとの協業にも力を入れ、ワークプレイス向けの新たな用途開発に挑むことで、責任あるデザインと生産による持続可能な価値創出を目指します。

このように、三社は、設計・製造・建設の各プロセスにおいて密接な連携を築き、循環型経済を推進するための明確なビジョンを持って進めています。彼らの取り組みは、建築環境のライフサイクル全体に循環型の考え方を根づかせ、より持続可能な未来を実現するための大きな一歩となることでしょう。

ChopValue Japanについて



ChopValue Japanは、2016年にカナダで設立されたChopValue社の日本法人として2024年に設立されました。日本市場における割り箸消費量は、カナダの約3万倍といわれており、同社は地域に根ざした回収システムを構築し、使用済み割り箸を高品質な家具・インテリアにアップサイクルすることを目指しています。


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会社情報

会社名
ChopValue Manufacturing Japan 株式会社
住所
東京都港区元麻布3丁目1番6号
電話番号

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