フジオプロ展
2022-09-12 15:29:55

フジオプロ旧社屋の思い出を噛み締める展覧会、9月29日スタート!

フジオプロ旧社屋をこわすのだ!!展「ねぇ、何しに来たの?」



2022年9月29日から開催されるこの展覧会は、東京都新宿区の中落合で行われ、長い間多くのクリエイターたちが集った場所である「フジオプロ」の旧社屋がテーマです。フジオプロは1970年に古い木造の家屋に移転しましたが、78年には現在の鉄骨構造の建物に建て替えられて以降、過去40年以上にわたって多くの作品が生み出されてきました。しかし、数年前から古い建物は雨漏りなどの問題に悩まされており、このたび解体されることが決まりました。

旧社屋との別れを控え、ただ壊すのではなく、この場所で多くの思い出や作品の歴史を振り返るために様々なアーティストが参加する展覧会を開催することにしたのです。フジオプロのクリエイティブな精神を広め、「バカは真面目に」をモットーにした楽しいイベントとして記憶に残ることを目指しています。この展覧会では、赤塚不二夫をオマージュしたアート作品や壁画、さらには赤塚不二夫の暮らした部屋での多くの写真や秘蔵映像の上映が行われる予定です。赤塚不二夫の原稿や原画、懐かしいグッズも展示され、作品にまつわる思い出を語るトークショーやライブイベントも充実しています。

展覧会の詳細

この展覧会は、9月29日から10月30日まで、木曜日から日曜日にかけて開催され、入場料金は500円(税込)と手頃です。観覧は予約制で、1日4回、各回20名までの入場となります。また、展示場所は2階から上がる際に靴を脱ぐ形式なので、靴下を忘れずに持参することをお勧めします。

特に見逃せないのが、1960年代から2002年までの赤塚不二夫の人生を振り返る約1000枚の写真や、彼の秘蔵プライベートフィルムの上映です。これに加え、赤塚不二夫の代表作である「天才バカボン」や「ギャグゲリラ」の原画も展示され、参加者たちはそれぞれの思い出を語り継ぐことができる貴重な機会となるでしょう。

参加アーティスト

展覧会には、赤塚不二夫や浅野忠信などさまざまなアーティストが参加します。また、E Y E、安齋肇、伊藤桂司など多彩な顔ぶれがそろい、各々の視点からフジオプロにまつわる思い出や作品についてお話しされる予定です。クリエイター同士の交流の場にもなるこのイベントに、ぜひ足を運んでみてください。

アクセス情報

会場は「フジオプロ旧社屋」で、新宿区中落合1-3-15に位置しています。詳しくは展覧会公式サイトをチェックし、ぜひこの思い出の場所で赤塚不二夫の自由なスピリットを感じてください。

参加者たちの熱い思いとともに、フジオプロに大切な別れを告げるイベントは、参加者一人一人にとって特別な思い出となるでしょう。この機会をお見逃しなく!

会社情報

会社名
株式会社フジオ・プロダクション
住所
東京都中野区弥生町1-14-3
電話番号
03-5860-8077

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