クォンタムフラワーズ&フーズ(QFF)は、量子バイオテクノロジーを駆使した「中性子線スピーディ育種®」を展開する企業です。茨城県水戸市に本社を持つQFFは、2025年12月16日と17日に東京都港区のTAKANAWA GATEWAY Convention Centerで開催される「MUFG Startup Summit 2025」に出展します。本イベントは、三菱UFJ銀行が主催し、最新のスタートアップ技術やビジネスモデルが紹介される機会となります。
出展の目的と背景
近年、地球温暖化や人口増加、食料とバイオ素材の需要増加という社会的要請が高まっています。そのため、農業の効率化や革新が求められており、特に品種改良や微生物の応用において、スピードと効率が必要とされています。QFFの「中性子線スピーディ育種®」は、従来の手法に比べて数十倍から数百倍の効率で育種を行うことが可能です。これにより、植物や微生物の分野における商業化の道を拓き、新たなビジネスチャンスを創出しています。
出展内容と見どころ
QFFのブースでは、中性子線スピーディ育種のメカニズムや実績を紹介するパネル展示を行います。また、耐暑性や高機能作物、高香り酵母などの育種成果も展示し、具体的な導入事例を通じてその価値を伝えます。特に、ビジネスソリューション部の内藤俊輔が登壇する講演では、「量子バイオが拓く次世代フード/素材チェーン」と題し、QFFの技術と事業戦略を詳しく解説します。さらに、来場者には育種ニーズに応じた商談や共同研究の相談コーナーも設けており、さまざまな業界関係者との交流が期待されます。
登壇情報
内藤俊輔による講演は、2025年12月17日(水)の14:30から15:15の予定です。このセッションでは、量子バイオテクノロジーの最新動向や、次世代のフードやバイオ素材を実現するための取り組みについて具体的な事例を交えながら紹介します。
MUFG Startup Summit 2025の詳細
本サミットは、2025年12月16日(火)・17日(水)の2日間、TAKANAWA GATEWAY Convention Centerで開催され、参加費は無料ですが、事前登録が必要となります。未来のビジネスを見据えた多くのスタートアップが集まり、新たなイノベーションの創出が期待されます。公式サイトからの申し込みが可能です。
QFFのミッション
QFFの代表取締役CEO 菊池伯夫は、MUFG Startup Summitがスタートアップと大手企業のコラボレーションの場として重要であり、食料・素材・バイオ産業を再構築する新たな協創の機会を享受したいと語っています。見込まれる社会課題の解決に向け、積極的に新技術を広めていく姿勢が伺えます。
今後も、QFFは技術の進化を通じて次世代の農業やバイオ関連ビジネスをさらに推進していくことでしょう。興味のある方は、ぜひ本サミットに足を運んでみてはいかがでしょうか。