沖縄美ら島財団の名桜大学公開講座のご案内
令和7年度、沖縄美ら島財団が主催する名桜大学の公開講座が始まります。これらの講座は「沖縄の歴史文化」「沖縄の動物」「沖縄の植物」「沖縄の博物館」という4つのカテゴリーに分かれており、各分野の研究者が分かりやすく解説します。一般参加が可能なので、多くの皆さんの参加をお待ちしています。
開催概要
- - 場所: 名桜大学北部生涯学習推進センター(名護市為又1220-146)
- - 定員: 約50名(先着順、定員に達し次第締切)
- - 受講料: 無料
- - 申込方法: 詳細はこちらのリンクをご覧ください。
各講座の詳細
沖縄の歴史文化
- - 日時: 10月29日(水)18:15~19:15
- - テーマ: 琉球王国の服飾文化
- - 講師: 宮城奈々(沖縄美ら島財団総合研究所)
この講座では、沖縄の歴史的な服飾文化について、具体的な事例を交えながら解説します。琉球王国時代の衣服や装飾品がどのようにして形成されたのか、またその背後にある文化的な意味についても考察します。
沖縄の動物
1.
- - 日時: 11月5日(水)18:15~19:15
- - テーマ: 沖縄の鯨類:最新の研究成果と保全に向けた実践的アプローチについて
- - 講師: 小林希実(沖縄美ら島財団総合研究所)
沖縄周辺の海洋環境に生息する鯨類についての最新の研究を紹介します。鯨類保全の重要性についても説明し、具体的な保全活動について学びます。
2.
- - 日時: 11月12日(水)18:15~19:15
- - テーマ: 光をあやつる魚たち
- - 講師: 宮本圭(沖縄美ら島財団総合研究所)
この講座では、沖縄の水域に生息する生物の中から、特に光を使ったコミュニケーションや捕食の戦略を持つ魚たちにスポットを当てます。
3.
- - 日時: 11月19日(水)18:15~19:15
- - テーマ: やんばるを含む沖縄の希少生物について
- - 講師: 安里瞳(沖縄美ら島財団総合研究所)
沖縄の特異な生態系にスポットをあて、希少生物の現状とその保全に向けた取り組みについて学びます。
沖縄の植物
1.
- - 日時: 11月26日(水)18:15~19:15
- - テーマ: 沖縄の在来野菜の紹介と課題
- - 講師: 砂川春樹(沖縄美ら島財団総合研究所)
沖縄の在来野菜が持つ特性や、それに対する現代の課題を探ります。
2.
- - 日時: 12月3日(水)18:15~19:15
- - テーマ: 沖縄の在来果物の紹介
- - 講師: 砂川春樹(沖縄美ら島財団総合研究所)
沖縄の気候に適した果物の特性や栽培方法について学ぶ機会です。
3.
- - 日時: 12月10日(水)18:15~19:15
- - テーマ: ランについて ~保全・増やし方・品種育成~
- - 講師: 徳原憲(沖縄美ら島財団総合研究所)
日本でも人気のあるランに焦点をあて、その保全や育成についてのポイントを解説します。
沖縄の博物館
- - 日時: 12月17日(水)18:15~19:15
- - テーマ: 国立沖縄自然史博物館誘致に向けた取り組み
- - 講師: 野中正法(沖縄美ら島財団総合研究所)
国立沖縄自然史博物館の誘致活動について、その意義や今後の展望について詳しく学べる講座です。
多様な沖縄の文化と自然に触れ、知識を深める絶好の機会です。興味のある方はぜひ参加してください。心よりお待ちしています!