障がい者向けビジネススクール「D-Biz College」本格始動！キャリア開発支援で可能性を広げる

障がい者雇用における新たな潮流：D-Biz Collegeの挑戦

近年、AI技術の進化に伴い、リスキリングやキャリア開発の重要性が高まっています。同時に、ダイバーシティ＆インクルージョン（D＆I）の観点から、障がい者雇用支援も喫緊の課題となっています。しかし、日本の障がい者雇用は、法定雇用率達成のための形式的な雇用にとどまり、真のキャリア開発や自己実現が後回しになっているのが現状です。

多くの障がい者の方々は、「障がいがあるからキャリアは諦めている」「学ぶ環境がない」「可能性を諦めたくない」といった悩みを抱えています。

こうした課題を解決すべく誕生したのが、「身体障がい者特化型」ビジネススクール「D-Biz College」です。

D-Biz College：働く障がい者のための学びと成長の場

「働ければいい」の先にある、充実したキャリア形成を支援することを目指すD-Biz College。eラーニングによる専門性の高いビジネス講座に加え、障がいを持つ当事者コーチによる個別指導が大きな特徴です。

D-Biz Collegeが提供する3つの柱

1. ロールモデルとの出会い: 活躍する障がい者当事者コーチとの交流やライブ講義を通して、受講生は目標となるロールモデルを見つけ、モチベーションを高めることができます。

2. 障がい特性に配慮した学習環境: 視覚・聴覚に障がいのある方にも配慮した、字幕付き動画やダウンロード可能な資料を提供。20種類以上のオンライン学習コンテンツで、ビジネススキルを体系的に学ぶことができます。

3. 専属コーチによる伴走支援: 各受講生には専属コーチが付き、個別セッションやグループセッションを通して、転職、起業、キャリアアップなど、それぞれの目標達成をサポートします。さらに、受講生同士が交流できるオンラインコミュニティも用意されています。

充実のカリキュラムと豪華講師陣

D-Biz Collegeでは、「社会人基礎力」「キャリア意識・マインド」といった基礎科目から、「ロジカルシンキング」「リーダーシップ・マネジメント」「財務分析」「事業開発」といった専門性の高いビジネススキルまで、幅広い講座を提供しています。

また、開校記念イベントとして、筋ジストロフィーを抱えながら様々な分野で活躍する小澤綾子さんや、アッシャー症候群と診断されながらもトップヘッドスパニストとして成功を収めた三好直人さんなど、第一線で活躍する障がい者当事者によるトークイベントを開催。彼らの経験談は、受講生にとって大きな刺激となるでしょう。

代表からのメッセージ：可能性を信じる、未来を創る

代表取締役である渡邊佑氏は、長年のコンサルティング経験とコーチングスキルを活かし、D-Biz Collegeを設立。「働く」ことをゴールとせず、「本当にやりたいこと」を見つけ、実現できる場を提供したいという強い思いを語っています。

障がいを社会的な弱みと捉えるのではなく、個々の強みと可能性を最大限に活かす環境を作ることで、社会全体の発展に貢献することを目指しています。