電話取次業務を無人化するAI技術、ソフツーが特許取得

無人化するAI電話取次技術、ソフツーが特許取得

株式会社ソフツーは東京都中央区を拠点に、AI電話自動応答サービス「ミライAI」を提供しています。このたび、電話取次業務を効率化するための特許を取得しました。この技術により、電話対応のプロセスが大幅に改善されることが期待されています。

特許技術の魅力と特徴

この特許技術は、特に同姓の担当者が複数いる場合でも、AIが部署名や役職名から適切な担当者を特定できる点が特長です。また、転送の前には担当者の都合を確認する等、人間らしい配慮も行います。これにより、電話対応がよりスムーズに行えるようになりました。

電話取次業務の課題

企業では、代表電話への着信を誰かが一旦対応し、担当者に取り次ぎを行います。しかし、この「人による取次」は非効率な業務であり、特にテレワークの普及により、担当者がオフィスに不在のケースが増えてきています。こうした課題を解決すべく、ソフツーはAIに着目し、この技術の開発に至りました。

導入事例：株式会社エイワ機工

実際に「ミライAI」を導入した株式会社エイワ機工の営業課長、伊藤隆氏は次のように語っています。「弊社では工場の敷地が広いため、営業職はデスクにいないことが多く、電話が来てもその担当者の所在が掴めないことがしばしばありました。お客様を長時間お待たせしてしまうことも多く、業務の大きなタイムロスを引き起こしていました。」

「ミライAI」の導入後、電話取次にかかる時間はほぼゼロになり、外出中の担当者にもスムーズに繋がるようになったとのこと。このシステムのおかげで、社員の電話対応にかかるストレスも大きく軽減されています。

ソフツー代表のコメント

ソフツーの代表取締役である鍾勝雄氏は、「今般特許を取得できたことを大変嬉しく思います。この技術は、現代の人手不足問題に対する一つの解決策です」と述べました。さらに、「電話の一次対応をAIに任せることで、社員がよりクリエイティブな業務に集中できる環境を作りたいと考えています」とも語っています。

ミライAIのサービス内容

「ミライAI」は、電話業務を自動化するソリューションです。AIが業務内容を聞き取り、担当者への取り次ぎを行うだけでなく、よくある質問にも答えることが可能です。これにより、業務に集中できる環境が整います。ヒアリングされた情報は即座に文字起こしされ、メールやチャットで共有されるため、コミュニケーションの効率も向上します。

ソフツー会社概要

株式会社ソフツーは「Voice for innovation」というコーポレートスローガンのもと、通信技術と通話技術の革新を目指し、社会に新たな価値を提供しています。主に「ミライAI」のような音声通話ソリューションを中心に、クラウド型コールセンターシステムやAI電話自動対応サービスなど、多岐にわたるサービスを展開しています。

詳しくはミライAIの公式ページをご覧ください。ソフツーについての詳細は、こちらからも確認できます。