関西大学が大阪万博で描く未来社会—ユニークな共創プロジェクトが始動！

関西大学のリボーンチャレンジが革新を提供

関西大学は、2025年に開催される大阪・関西万博において、教育機関として唯一の実施主体として出展します。期間は8月5日から11日まで。万博内の「大阪ヘルスケアパビリオン」に用意される「リボーンチャレンジ」は、変わりゆく社会に新たな視点を提供する機会です。

未来を見据えた展示空間

このリボーンチャレンジは、企業の技術と大学の研究力を組み合わせ、イノベーションの未来像を描くことを目的としています。「Academia × REBORN」をテーマに、様々な社会課題に取り組む技術やアイデアを示します。主にSDGsやカーボンニュートラル、ウェルビーイングに関連する内容が展開され、企業の技術的なアプローチと大学のアカデミックな視点が融合した結果、具体的かつ実現可能な未来像が提案されます。

100年後の未来を漫画で表現

関西大学ならではの特色として、プロ漫画家と学生のコラボレーションによる4コマ漫画が展示されます。校友の漫画家たちが描くネームをもとに、本学の漫画同好会の学生が制作したこの4コママンガは、「100年後の未来社会」をテーマに、出展企業の技術を生かした内容が盛り込まれます。展示は会場のタッチサイネージ上で行われ、「企業×学生×校友」のコラボレーションとして、観客の興味を引くカルチャー発信が期待されています。

コロナ禍に対する新しい取り組み

さらに、コロナ禍で使用されたアクリル板の大量廃棄という社会問題に直面し、関西大学はこの素材を利用したアート作品「リボーンモニュメント」を制作しました。アクリルパーテーションを熱加工し、穴を開けて球状に組み合わせたこの作品は、「循環と再生」を象徴し、会場でその目を引く存在となるでしょう。現代の課題と向き合う大学の姿勢を体感できる作品です。