freeeデータ化サービスが新たに採用したAI技術
株式会社freeeは、本年秋までに会計・税理士事務所向けの記帳代行支援サービス「freeeデータ化サービス」に新機能「AIデータ化β」を導入することを発表しました。この新機能は、AI-OCR(光学文字認識)技術とAIエージェントを活用して従来の納品スピードを大幅に短縮し、最短3分での納品を可能にします。
これまでの課題
これまでの「freeeデータ化サービス」では、複数のオペレーターによる手作業での入力が求められており、納品までに1営業日程度の時間がかかることが一般的でした。人手による確認作業が高精度なデータ化を実現していましたが、迅速な対応を求める現代のビジネスシーンには適さない部分も存在しました。
AI-OCRとAIエージェントの導入
今回の「AIデータ化β」の導入により、AI-OCRが入力作業をサポートし、AIエージェントが内容のチェックを行う体制が整います。この組み合わせは、正確さを保ちながら、納品速度を劇的に向上させるものです。
新機能の提供開始により、顧客は通帳のデータ化から始まり、将来的には領収書やクレジットカード明細といった他の証憑類にも対応予定です。この進化は、専門的な知識を持たないユーザーにも優しく、専用画面から簡単にリクエストを行えるようになっています。これにより、データ化を依頼するハードルが大幅に下がることでしょう。
利用者への利点
利用者にとって最大の利点は、追加料金なしでこの新機能を使用できる点です。すでに「freeeデータ化サービス」を利用している顧客は、最短3分という新たな納品スピードを体感することができます。ビジネス環境が急速に変化する中、迅速な納品は業務の効率を大幅に向上させることでしょう。
今後の展開
AIデータ化βには、通帳データの次に領収書や現金出納帳など、さまざまな証憑への対応も控えています。これにより、記帳業務がさらに効率化されることが期待されています。freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションを掲げ、あらゆるビジネスに貢献する統合型経営プラットフォームの実現に向けて進んでいます。
この新機能による革新は、記帳代行の未来を変える大きな一歩となるかもしれません。今後の展開にも期待したいところです。
会社概要
- - 会社名: フリー株式会社
- - 代表者: CEO 佐々木大輔
- - 設立日: 2012年7月9日
- - 所在地: 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー21F
詳細情報は
こちらをご覧ください。