野沢正光氏の私塾がオンラインでスタート
新たな暮らし方を模索する中で、建築家・野沢正光氏がオンラインで私塾を開講します。この講座は、コロナ禍を契機に注目を集める「郊外」をテーマにしており、ポストコロナの時代における新たなコミュニティづくりと豊かな生活を提案します。2021年4月23日(金)から始まり、初回はオリエンテーションを兼ねた講義が行われる予定です。
この私塾では、野沢氏が長年にわたり取り組んできた『団地再生まちづくり』や『環境建築ガイドブック』に触れながら、郊外における持続可能な生活を考えます。リモートワークの普及に伴い、多くの人が都市を離れ郊外に移住したものの、このままだと人々は再び都市部へ戻ってしまうかもしれません。そこで、郊外での暮らしをもっと魅力的にするための方法を模索します。
講義の内容
初回の講座は「園路によるコミュニティのつくりかた」と題し、2020年にグッドデザイン金賞を受賞した「ソーラータウン府中」をモデルに、公共性について深く掘り下げていきます。参加者同士の交流を通じて意見を交わす中で、より多角的な視点から郊外の魅力を再確認していきます。
第2回以降は、特別なゲストを招待し、様々な視点からテーマについて学び、参加者の理解を深めることも予定しています。
プログラムの概要
- - オリエンテーション
- - 講義「園路によるコミュニティのつくりかた」
- - コモン作りに役立つ本の紹介
- - 質疑応答
- - 次回のテーマおよびゲスト発表
プログラムは予告なく変更される可能性があるため、参加者は最新情報を確認しておくことが重要です。
野沢正光氏のプロフィール
野沢正光氏は1944年に東京で生まれ、東京藝術大学で建築を学びました。1974年には自身の建築工房を設立し、これまで数多くの公共建築を手掛けてきました。氏の代表作には、熊本県和水町の三加和小中学校や、愛農学園農業高等学校本館などがあります。また、著書には「環境と共生する建築」や「住宅は骨と皮とマシンからできている」など、多岐にわたるテーマで書かれています。
イベント詳細
- - イベント名:野沢正光氏による私塾・ポストコロナ社会における新しい郊外論第1回:園路によるコミュニティのつくりかた
- - 開催日:2021年4月23日(金)19時〜
- - 会場:Zoomによるオンラインイベント
- - 申し込み方法:Peatixからお申し込みください。こちら
- - 参加費:1000円
この私塾は、コロナ後の新たなライフスタイルを考える絶好の機会です。郊外を再生し、より豊かなコミュニティを築くためのヒントを得られる内容となっていますので、ぜひご参加ください。