50代からの健康意識調査:男女別に見る悩みの傾向
株式会社朝日新聞社が運営する「朝日新聞Reライフプロジェクト」では、50代以上の方を対象に「健康法と運動習慣」についての意識調査を行いました。この調査では、健康に対する意識や行動、また、特に気にしている健康上の悩みが男女でどのように異なるのかを探っています。
調査の背景と目的
最近、健康に対する意識が高まりを見せていますが、特に50代以上の方においては健康維持が重要なテーマであることが分かります。このことを受けて、Reライフプロジェクトでは、年齢と性別に基づく健康の悩みを明らかにするために、実際のデータを収集しました。調査は昨年の6月から7月にかけて行われ、2,346名からの回答が集まりました。
健康に対する意識
調査結果によると、なんと91.6%の人が健康管理や維持に「気を付けている」と回答。本調査に参加した70歳以上ではその数値はさらに高まり、80歳以上では約36%が「非常に気を付けている」とのこと。これは高齢者層が自らの健康について特に意識を高めていることを示しています。
定期健康診断の受診率
全体の84.8%の人が、健康診断や人間ドックを年に1回以上受診していることが明らかになりました。特に50代以上の層では8割を超える結果で、自己管理の重要性が一層上がっていることが伺えます。また、かかりつけ医がいる場合、健康診断の受診率は約90%に達することも示されました。
年代別の健康への悩み
興味深いのは、男女で気になる症状に顕著な違いが見られたことです。女性は50代から70代を通じて肌の悩みを抱えていることが多く、「肌のシミやそばかす」「しわやたるみ」といった声が多数寄せられました。一方で、男性の場合、50代から70代の間では「目の疲れ」「肩こり」「腰痛」といった問題が目立ち、60代から70代にかけては「頻尿」や「筋力の低下」も加わってきます。特に男女ともに70代には、耳や目に関する機能的な悩みが浮上しています。
健康維持のための日常的な取り組み
健康維持のために特に注力されている活動としては、「栄養バランスのとれた食事」が最も多く挙げられました。次いで「水分をこまめにとる」「十分な休養や睡眠をとる」が続いています。また、実際にどのような工夫がされているか、一部回答を紹介します。
- - 「毎朝、納豆に黒酢やすりごまを入れて食べています。」(60代前半男性)
- - 「かかりつけ医の食事に関するアドバイスが大変参考になります。」(85歳以上男性)
- - 「玄米や野菜中心の食事で、糖質を控えています。」(50代後半女性)
平均睡眠時間と健康意識
調査に参加した人たちの平均的な睡眠時間は、6時間以上7時間未満が最も多く、全体の37.3%を占めています。また、6時間未満の人も多かったことが示されています。
まとめ
今回の調査を通じて、自分自身の健康と向き合うことの重要性が再認識されました。肌や目といった体の悩みは年齢や性別によって異なることが分かり、また、健康維持のために実践されている食生活や生活習慣にもあらゆる工夫がこらされています。「Reライフプロジェクト」は、今後もこのようなデータをもとに、50代以上の方々が健康で豊かな生活を送れるようなサポートをしていく所存です。