中国インターネット日本進出
2016-06-15 15:00:01

中国最大手のインターネットメディアが日本進出、旅行情報を革新へ

新浪日本総合ネットワークグループ株式会社が事業開始



最近、中国を代表するインターネットポータルサイトの「新浪」とSNSサービス「微博」は、日本市場への本格進出を果たしました。新たに設立された「新浪日本総合ネットワークグループ株式会社」は、これらのプラットフォームにおける広告やPRの独占販売権を獲得し、観光やショッピングなどの多様な情報発信を行うことを目指しています。

「新浪」は、1日に11億5,000万ページビューという膨大なトラフィックを誇り、ユニークユーザー数も6,010万に達します。一方、「微博」は、中国国内での利用者が約6億人を超え、日々のアクティブユーザーは1億2,000万人という実績を持ち、メディアとしての影響力が非常に高いのです。このような強力なプラットフォームによる情報の発信は、日本に関心を持つ中国の人々に向けた効果的なツールとなることでしょう。

独自の広告・PR戦略



株式会社は、特に訪日中国人向けのプロモーションに特化したサービスを展開していきます。具体的には、「新浪」の海外旅行サイト内に新設された日本旅行ページや、日本情報サイトの編集権を獲得しています。このことにより、企業や自治体は、自らの情報を中国語に翻訳し、直接中国の「新浪」サイトにアップすることが可能になりました。

訪日中国人の観光やショッピングに対する関心は急激に高まっており、これに伴い、現地での効果的な広告戦略が求められています。また、KOL(キー・オピニオン・リーダー)を通じた「微博」の投稿による評価の拡散が、日本の魅力を広める重要な役割を果たしています。さらに、百貨店やドラッグストアでの口コミや自らの撮影した写真をSNSで発信する行為も広がっており、これらは新たなトレンドを生み出す力となっています。

越境ECの強化



この新たな事業を通じて、訪日時の購買だけでなく、帰国後の越境ECでのリピート購入を促進する取り組みも進められています。これは、日本の文化や商品を深く理解し、再び購入してもらうための総合的なコミュニケーション戦略を考える表れです。特に、最近の訪日中国人の間での親しみやすアプローチが求められる中で、独自の PR 方法は大きな効果を持つと考えられています。

新サービスの開始



今年の夏以降、訪日中国人をターゲットとした「日本エリア配信サービス」も開始される予定です。この新メニューにより、地域に特化した情報を効果的に配信することで、より深い関心を引き出すことが期待されています。

『新浪日本総合ネットワークグループ株式会社』は、日本からの質の高い最新情報を通じて、日本と中国との架け橋となり、高まる需要に応えることを目指しています。訪日中国人者への情報発信の深化はもちろん、図るべき効果的なコミュニケーションに注力し、双方の文化的な理解を促進することが期待されるのです。私たちの活動は、今後のビジネスの可能性を広げる一助となるでしょう。

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本記事では、春夏の訪日シーズンに向けた期待や、中国と日本のインターネットメディアの融合によって生まれる新しいビジネスモデルについて議論しました。日本市場におけるインターネットメディアの利用は、今後ますます加速することが予想されます。

会社情報

会社名
新浪日本総合ネットワークグループ 株式会社
住所
東京都港区六本木5-17-6オークヒル5階
電話番号
03-5545-3535

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