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世界を超えた師弟の愛の物語

シュリー・エム氏による自叙伝『ヒマラヤの師と共に〜現代を生きるヨーギーの自叙伝』が2020年1月10日に出版されました。彼の言葉を通して描かれるこの本は、単なる旅行記や精神論を越えた深い洞察を提供しています。本書は、インドのヒマラヤ山中での経験を基にした師と弟子の絆、そしてそれを超えた愛の物語です。著者は、クラウドファンディングでの多くの支援を得た結果、この貴重な作品を世に送り出しました。

クラウドファンディングからの成功

2019年8月、数名の発起人により立ち上げられたクラウドファンディングが本書の誕生を後押ししました。支援者は口コミで増え、目標金額は1ヶ月で達成。これにより、新たな出版社の設立が進み、本書は世に出ることができました。このような経緯からの出版は、著者にとっても感慨深いものであり、それが反響としても表れています。

読者から寄せられた反響

出版後、シュリー・エム氏の自叙伝について多くの読者から感想が届きました。元朝日新聞記者の稲垣えみ子さんは、「著者の言葉で語られる数々の奇跡に心を奪われた」と述べる一方で、著者が持つ深い優しさに感動したと語ります。また、他の読者からも「文章が読みやすく情景が浮かんでくる」との感想が寄せられ、翻訳者の青木光太郎氏の腕前も称賛されています。

シュリー・エム氏の生涯の歩み

シュリー・エム氏（Sri M）は、1948年にインドのケーララ州で生まれたヨーギーであり、教育者、作家としても知られています。幼い頃からさまざまな宗教に関心を持ち、19歳で家を出てヒマラヤに旅立ちました。そこで師マヘーシュワルナート・ババジと出会い、数多くの教えを受け継ぎました。彼の人生は、単なる個人の成長にとどまらず、他者への奉仕を通じてコミュニティに貢献することに重きを置いています。

著者のメッセージ

本書には、シュリー・エム氏が体験した教えや師との対話を通じて得た洞察が散りばめられています。章ごとに異なる場面を描き出し、特に師から受けた言葉は読者にとっても重要な指針となるでしょう。たとえば、師が彼に語った「物事をシンプルで率直に伝えなさい」というメッセージは、多くの人々に共感を呼びます。この言葉は、宗教に限らず人間としての誠実さを大切にすることの重要性を示唆しているのです。

さらなる展望

シュリー・エム氏の次の著作『On Meditation』が現在翻訳中であり、実践的な瞑想の指南書として期待が寄せられています。また、彼の来日も計画されており、今後の活動にも注目が集まっています。_

『ヒマラヤの師と共に』は、ただの著書ではなく、内なる探求へと誘う一冊です。読み進めるごとに、シュリー・エム氏の体験が皆さんの心に刺激と共感を与えることでしょう。是非、手に取ってみてください。

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