アストラゼネカとみどりのドクターズが高校生に気候変動を教える授業を実施

アストラゼネカとみどりのドクターズの新たな挑戦



アストラゼネカ株式会社と一般社団法人みどりのドクターズが、高校生を対象に「気候変動と健康」に関する探究型授業を開始します。このプログラムは、地球環境の変化が健康に与える影響を学ぶことを目的としており、「健康でいのち輝く未来社会をともにつくるために」というテーマのもと、高校生たちが未来に向けて考える機会を提供します。

プログラムの概要



このプログラムは、雲雀丘学園高等学校と灘中学校・高等学校の生徒たちを対象に、約4ヶ月間にわたり実施されます。プログラムでは、専門家からのレクチャーを受けた生徒たちが、自ら設定した課題に基づいて気候変動に関する探究活動を行い、最終的には2025年に開催される大阪・関西万博の英国パビリオンで成果を発表する予定です。

気候変動によるリスクは、健康面でも深刻です。異常気象や感染症などが人々の健康に影響を与え、多くの命を奪う恐れがあります。このような中で、アストラゼネカとみどりのドクターズは、次世代を担う高校生に気候変動と健康の関係について学び、適切な行動を考える力を養うことを目的としています。

学びの内容



プログラムでは、5月10日に行われる合同ワークショップからスタートします。参加生徒は気候変動の専門家によるレクチャーを受け、グループワークを通じて問題解決に向けた方法を探ります。中間発表会や最終プレゼンテーションを経て、最終的には国際博覧会で成果を披露することが期待されています。

高校生たちは、自分自身の視点で未来の気候変動に関するアプローチを考え、自ら情報収集や分析を行うことが求められます。このプロセスを通じて、彼らは気候変動が健康に与える影響の本質を理解し、具体的な解決策を議論し、行動に移す力を身につけることができます。

地域と社会への影響



このプログラムは、地元の高校生たちが気候変動に取り組む意識を高め、地域全体にその波及効果をもたらすことが期待されています。アストラゼネカ株式会社の代表取締役社長、堀井貴史氏は、「気候変動と健康の問題に取り組むことは、子どもたちの未来の健康を守ることです」と述べ、このプログラムが未来に向けた重要な一歩であることを強調しています。
また、みどりのドクターズの代表理事、佐々木隆史氏は「若い世代にとって気候変動は未来の問題ではなく、今私たちが直面しているいのちの問題です。このプログラムを通じて、生徒たちが自分事として捉え、主体的に行動するよう促したい」と語っています。

まとめ



「未来探究」気候と健康を見つめるプログラムは、気候変動の理解を深めるだけでなく、高校生たちが主体的に課題解決のために行動する機会を提供します。未来を担う次世代にとって、気候変動への取り組みは不可欠であり、その理解が広がることで、より多くの人々がこの課題に関心を持つきっかけとなるでしょう。このプログラムの成果が大阪・関西万博でどのように発表されるのか、非常に楽しみです。

会社情報

会社名
アストラゼネカ株式会社
住所
大阪府大阪市北区大深町3番1号グランフロント大阪タワーB
電話番号
06-4802-3600

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