SES・自社開発企業のエンジニア評価の課題
最近、エンジニアの適正な評価が求められていますが、SES(システムエンジニアリングサービス)および自社開発企業においては、評価方法の見直しが急務です。その背景には、技術的なスキルに加えて、コミュニケーション能力やプロジェクトマネジメントスキルなど、多角的な能力が求められるという事情があります。
エンジニア評価の現状
SESエンジニアについては、技術力以外にもクライアントとの円滑なコミュニケーションを図る能力や、プロジェクト全体の管理能力が評価の対象となるケースが多く見られます。一方、自社開発企業では自社独自の製品やサービスに関連するスキルの評価も大きな要素となります。そのため、エンジニアたちは高い評価を得るために自己のスキルを磨く一方で、専門性が偏ってしまうリスクもはらんでいます。
このような環境では、個々のエンジニアが持つスキルセットが歪むだけでなく、異なるスキルを持つエンジニア同士の比較が難しくなるため、プロジェクトへの適切な人材配置が難航することもあります。
適切な評価を実現するには
エンジニアの評価の難しさは、業務の都合によるものです。SES企業ではクライアントのシステムにおいて特定の役割を果たさなければならず、自社開発では目下のプロジェクトでの成果が最重要視されるため、必然的にエンジニアとプロジェクトの間に不均衡が生じがちです。
そこで、このような課題を解決するために、評価システムを根本から見直す必要があります。本ウェビナーでは、「SLスタジオProbe」の導入を提案します。このシステムは、エンジニア一人ひとりのスキルや担当プロジェクト、さらには面談結果や他者評価などを結び付けて評価を行うことを特徴としています。
この情報の見える化により、エンジニアがどのようなスキルを持っているかを把握しやすくなり、組織内で不足しているスキルも明確に確認できるようになります。そのため、エンジニアの評価は単なる成果のみにとどまらず、プロセスも考慮した形で行われることになります。これにより、最も効果的にエンジニアを活用し、成果を最大化するための土台が整います。
評価制度の改善が生む納得感
適切な評価体制が整うことで、エンジニアたちは自らの力が適切に評価されていると実感でき、離職防止にも繋がります。特にSESや自社開発企業において、人材育成や離職防止に悩みを抱えている方々にとって、有意義な内容となるでしょう。
このテーマに関心のある方は、ぜひウェビナーにご参加いただき、参加者同士での意見交換も行いながら、新たな発見を楽しんでください。
イベント詳細
本ウェビナーは、FOX HOUND株式会社の主催で、協力企業として株式会社オープンソース活用研究所およびマジセミ株式会社が参加しています。詳細や参加申し込みについては、マジセミの公式ウェブサイトをご覧ください。
マジセミ株式会社
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