弓削商船高専と連携
2026-03-31 10:42:47

弓削商船高専がソフトバンク・楽天と連携し災害支援の強化を実現

弓削商船高専と通信キャリアが連携



愛媛県越智郡上島町に位置する独立行政法人国立高等専門学校機構の弓削商船高等専門学校は、ソフトバンク株式会社および楽天モバイル株式会社と「練習船『弓削丸』の災害支援利用推進に関する連携協定」を締結しました。この協定は令和8年3月25日に正式に締結され、弓削商船高専は国内の主要通信キャリア4社との協定を締結したこととなります。

1. 協定締結の背景



本協定は、令和6年に発生した能登半島地震の際の経験を踏まえて成立しました。この地震では、地形的な要因から陸路の交通が封鎖され、多くの支援物資が被災地に届かない事態となりました。その際に船上基地局が運用され、海上から被災地に通信を確保する役割を果たしました。この教訓を活かし、陸と海の連携を強化する必要性が高まりました。

2. 連携協定の目的



本協定の目的は、弓削商船高専が各通信会社の持つ技術とノウハウを活用し、練習船『弓削丸』を災害時の支援に役立てることです。具体的には以下の4つの主な連携事項があります:

1. 自然災害時の海上アプローチ: 地震などによる陸路の遮断時にも、海を利用して迅速に支援を行います。
2. 早期復旧の通信インフラ: 弓削丸を船上基地局として利用し、途切れた通信エリアを急速に復旧します。
3. 資材輸送および宿泊支援: 復旧活動に必要な物資を海上から運ぶ他、活動に従事する人員の宿泊場所も提供します。
4. 共同訓練の実施: 年に一度以上の訓練を行い、災害時に備えた即応体制を確立します。

3. 練習船『弓削丸』の役割



『弓削丸』は、令和6年に完成した最新鋭の練習船です。海技士の教育のみならず、有事の場合には災害支援船としても活用されます。この船は、通信を送る船上基地局として機能することに加え、孤立地域に物資をすばやく届けるための輸送能力も備えています。また、海水から清水を生成できる設備や電力供給が可能な装置、さらには衛生面に配慮した衛生設備も備えています。

4. 今後の展望



今回の連携により、弓削商船高専は国内の主要通信キャリア全社との協力関係を築きました。今後は、より広範囲にわたる災害時の通信確保ネットワークを構築し、更なる災害甘い耐性の強化を目指します。平時の共同訓練を通じて、各社との緊密な連携を強化し続け、国民の安全と安心を守る活動に努めていく方針です。

結論



弓削商船高専の進取の精神は、地域社会に対する貢献を明らかにしています。災害時における迅速な対応力向上を目指すこの連携は、今後の日本の災害対応のモデルとして期待されます。地域と共生しながら未来へ向けて進む弓削商船高専の取り組みから目が離せません。


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会社情報

会社名
独立行政法人国立高等専門学校機構
住所
東京都八王子市東浅川町701-2
電話番号

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