湘南ベルマーレと荒井商事のコラボレーション
2025年シーズンに向けて、荒井商事株式会社がJリーグの湘南ベルマーレとのオフィシャルクラブパートナー契約を締結したことが発表されました。このパートナーシップは、地域貢献およびスポーツ振興を目的としたもので、両者が手を携え、湘南地域の活性化を図る重要な取り組みとなります。
新たな契約概要
荒井商事は、2022年シーズンから湘南ベルマーレとの提携を進めており、今年度の契約では以下の内容が含まれています。
- - トレーニングウェアへのロゴ掲出: 新たに、選手たちのトレーニングウェアの鎖骨部分に「荒井商事」のロゴマークが掲出されることになりました。これにより、より多くのファンに当社の存在をアピールします。
- - フィールド看板の掲出: “レモンガススタジアム平塚”で行われるJ1リーグやリーグカップ戦に際し、メインスタンドのベンチ正横に「荒井商事」のフィールド看板が掲出されることも継続されます。これにより、スタジアム観戦時における当社の視認性も高まります。
このような取り組みを通じて、荒井商事は湘南ベルマーレを応援し続け、ファンや地域の人々との絆を深めていく方針です。
地元サッカーへの思い
荒井商事の本社は神奈川県平塚市に所在し、この地域のサッカークラブである湘南ベルマーレを開業以来応援してきました。以前には株主やサポートコーポレーションとしての関与があり、それに続く形でのオフィシャルクラブパートナー契約の締結は、湘南地域への思いを表したものとも言えます。
代表取締役社長の荒井亮さんは、地元地域のサッカーチームを支援することが、CSR(企業の社会的責任)活動のみならず、地域全体の活性化につながる重要なステップであると説明しています。
「湘南ベルマーレを応援することは、地域貢献と密接に結びついています。これからもサポーターの皆様と一緒に支えていきたい」と、今後の展望を語っています。
荒井商事の沿革
荒井商事は1920年に創業し、105年の歴史を持つ企業です。当初は米穀卸売業からスタートしましたが、現在は様々な分野において事業展開しています。特に、ブラジルの飲料メーカーとの業務提携や、自社ブランドの食品スーパー「アルズフーズマーケット」の開設など、食に関連した多角的なビジネスを進めています。また、1987年には中古車オークションの事業も開始し、四輪のみならず二輪や建機など幅広いラインナップを取り揃えています。
こうした背景を踏まえ、荒井商事は湘南ベルマーレとのパートナーシップを通じて、地域社会との結びつきを一層強固にし、共に成長していくことを目指しています。
まとめ
今回の契約は、ただ単に企業とサッカーチームとの提携にとどまらず、湘南地域全体の発展を見据えた重要なステップといえます。荒井商事と湘南ベルマーレが手を携えることで、相互に利益を享受し、地域振興が進むことを期待したいと思います。今後の展開が楽しみです。