減災教材開発
2025-05-26 10:44:10

共に育てる「いのちを守る力」減災教材開発プロジェクト

教材開発へのパートナーシップの呼びかけ



子どもたちの「いのちを守る力」を育むための取り組みが進められています。NPO法人減災教育普及協会(神奈川県横浜市)は、防災教育の未来を見据え、教材開発に関わる出版社や企画会社との協働を求めています。

減災の知見を基にした新たな教材の必要性



従来の防災教育では、指示や約束に従うことが強調されがちですが、実際の災害時には素早い判断と行動が求められます。近年の研究からは、一般的な避難指示がかえってリスクを高めるケースも指摘されています。そこで、現場でのリスクを的確に感じ取り、判断すると同時に行動に移せる力、すなわち「いのちを守る力」が重要視されています。この力を培うことが、今後の減災教育の目的となります。

最新の知見に基づく「フェーズフリー」教材の開発



当協会では、日常的な使い方が災害時にも役立つ「フェーズフリー」という視点のもとで、新しい教材の開発を行うことを目指しています。このアプローチにより、子どもたちがどのような状況でも自らの力で安全を確保できるようになることを狙っています。

最近では、減災紙芝居『がたぐら』や、体験型の『YURETA』といったオリジナル教材が登場し、保育・教育現場において高く評価されています。これらの教材は、子どもたちが主体的に考え行動する力を養うためのツールとして機能しています。

メディアでの注目と実績



これらの取り組みは、日本のメディアでも注目を集めています。日本テレビの『news every.』や共同通信など、多数のメディアにその活動が取り上げられています。特に、減災紙芝居『がたぐら』は、子どもたちに災害時の行動を理解させるための実践的な教材として評価されています。

教材が支持される理由



当協会の教材の特徴は、子どもたちが自らの頭で考えることで、危険を予測し安全な行動を選択できるように導く点です。減災紙芝居『がたぐら』では、物語を通じて「なぜその行動が必要か」を理解させることに特化しています。また、どこでも地震体験マット『YURETA』は、リアルな揺れを体感することで、実生活に即した訓練を可能にします。このように、現場での使用実績が増えていることが、教材の強みとなっています。

連携を求める企業の特徴



当協会は、絵本や紙芝居の出版社、知育玩具や体験型おもちゃメーカー、映像制作会社、デジタルゲームやアプリ開発企業、防災グッズメーカーなど、さまざまな分野での企業との連携を求めています。これにより、より広範な教育・保育活動に役立つことが期待されています。

教育の重要性と具体的な目標



私たちは、特別な訓練だけでなく、日常的な遊びや学びの中に減災の視点を組み込むことが重要だと考えています。「いつも」の学びが「もしも」の力になる教材開発を実現し、子どもたちの未来を支えます。教育を通じて、災害への備えだけでなく、それに対する意識を高め、被害を減少させるための重要な一歩を共に踏み出しましょう。

まとめ



NPO法人減災教育普及協会は「いのちを守る力を育てる」教学の一環として、企業との協力を惜しまず、社会全体に対して減災教育の重要性を訴えています。子どもたちが少しでも安全な環境で成長できるよう、みんなで手を取り合い、未来への一歩を進めていきましょう。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人減災教育普及協会
住所
神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-13-10吉村ビル113
電話番号
045-532-8937

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