警備ロボットSQ-2実証実験
2025-07-11 11:51:18

神戸の地下街で進化する警備の未来、自律移動型ロボット「SQ-2」の実証実験開始

神戸の地下街「さんちか」で実証実験が開始



兵庫県神戸市中央区に位置する地下街「さんちか」では、新たな警備形態を模索する検討として、自律移動型ロボット「SQ-2」の実証実験が開始されることになりました。この取り組みは、少子高齢化や将来的な人手不足という社会的な課題を背景としており、警備人員の不足や労働環境の改善に向けた重要な一歩とされています。

「SQ-2」とは?事故防止とコスト削減の両立



「SQ-2」は、SEQSENSE株式会社が開発した自律移動型の警備ロボットです。このロボットは、3D LiDARを搭載しており、精密な3次元マッピングや動体検知、さらに環境の変化を即座に察知することが可能です。立哨業務や巡回、来館者対応といった様々な警備業務を行うことができ、これにより施設管理のコストを抑えると同時に、高い水準での警備を実現します。

実証実験の期間と内容



実証実験は2025年7月11日から2025年11月30日までの約4ヶ月にわたって行われ、以下の内容が実験されます。

  • - 立哨監視業務の検証
  • - 自律移動による巡回監視・点検業務の検証
  • - 音声アナウンス機能や電光掲示板を使用した警戒通知、注意喚起、イベント情報の案内業務の検証

これらの内容によって、今後の警備業務におけるロボットの役割がどのように変革していくのかが注目されます。

技術革新による新しい警備の形



わたしたちが日常で利用する「さんちか」などの商業施設において、警備ロボットの導入は徐々に進んでいます。SEQSENSE社は、2025年5月時点で全国に70台以上の「SQ-2」を導入済みであり、今後もその活躍が期待されています。また、ロボットは単なる監視役に留まらず、訪れる人々に対しても情報提供ができるため、利用者にとっても安心感を提供します。

地域社会との連携



このプロジェクトは、神戸地下街株式会社、TC神鋼不動産サービス株式会社、SEQSENSE株式会社という複数企業の連携によって実施されます。各企業はそれぞれの専門性を活かし、ロボット技術を用いた質の高い警備を提供することを目指しています。

「さんちか」は、きっと未来の警備の形を示す場所となるでしょう。これからも私たちの生活に密接に関わってくるロボット技術の進化に注目していきたいです。

お問い合わせ先



本件に関するお問い合わせは、以下の連絡先へお願いいたします。

  • - TC神鋼不動産サービス株式会社 ビルマネジメント事業部 警備部 TEL:(078)261-6695
  • - SEQSENSE株式会社 営業担当:宮地、広報担当:椎名 TEL:03(6625)5313 Mail:[email protected]

このように、神戸市で展開される警備ロボットの実証実験は、今後の社会インフラの安心・安全に大きく寄与する可能性を秘めています。


画像1

画像2

会社情報

会社名
SEQSENSE株式会社
住所
東京都中央区明石町6-4ニチレイ明石町ビル5階
電話番号
050-2018-7860

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。