介護革命!マッスルスーツ
2025-06-06 10:38:17

介護現場に革命をもたらす!マッスルスーツSoft-PowerがTAISコード取得

東京理科大学から生まれたスタートアップ、株式会社イノフィスが開発した「マッスルスーツSoft-Power」が、2024年5月に福祉用具情報システム(TAIS)コードを取得したことを発表しました。この取得により、マッスルスーツは公的に登録された製品となり、各自治体の介護ロボット導入支援事業で補助金対象としての利用が可能となりました。この進展は、介護現場における新たな選択肢を提供すると共に、導入する際の信頼性も高まると期待されています。

このマッスルスーツは、従来の外骨格型アシストスーツではなく、サポータータイプとして軽量かつ着脱が容易なことが特徴です。これまでアシストスーツの多くは大きな外骨格型が中心でしたが、その導入には高いコストや重量が障害となることが多く、特に小規模な介護事業所や個人で行う在宅介護の現場では利用が難しいという声もありました。マッスルスーツSoft-Powerは、こうした課題を解決するために開発されました。

Soft-Powerの特長は、その軽量性と装着感の良さにあります。内部には人工筋肉のアシスト技術が組み込まれており、腰への負担を約35%軽減することが可能です。この性能により、日々の介護業務において腰痛の予防や身体負荷の軽減を実現します。すでに、介護老人保健施設や訪問介護サービスなどの現場で導入が進んでおり、多くのスタッフがその恩恵を受けています。

TAISコードの取得は、介護・福祉業界において大きな意義を持っています。TAISコードは、日本国内の福祉用具情報を総合的に集約した公的データベースであり、各製品に管理番号が付与されています。このコードは、製品の普及、評価、標準化を目指して整備されており、信頼性の指標となっています。今後、各自治体や介護事業者はこれを参考に、マッスルスーツの導入を検討することができるようになります。

マッスルスーツSoft-Powerは、作業シーンにおいても多彩に活躍できます。屋内外問わず様々な作業で利用可能で、農業や製造業、物流業界でも幅広く適用することができるため、より多くの業種での導入が期待されています。その結果、介護分野のみならず、高齢化社会において多くの人々により質の高い支援が提供されることが見込まれています。

今後、イノフィス株式会社は「神楽坂ショールーム」を開設し、様々なアシストスーツの体験ができる機会を提供します。ここでは、介護や農業、製造、物流、建設分野などの業界の導入検討者や報道関係者が実際の製品を使用し、その効果や使用感を直接体感できる場となります。ショールームでは、今後の物流系ソリューションも展示される予定であり、さまざまなニーズに応えるサービスが提供されることになります。また、マッスルスーツSoft-Powerはメーカー希望小売価格が59,400円(税込)と、手頃な価格での提供が実現しています。

介護現場への導入が加速する中、マッスルスーツSoft-Powerは新たなソリューションとして、今後も多くの場面で活躍が期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社イノフィス
住所
東京都八王子市東町7-6 エバーズ第12八王子ビル
電話番号
0120-046-505

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