三重県桑名市とLX DESIGNの新たな連携
2024年9月13日、三重県桑名市は教育特化型外部人材マッチングサービス『複業先生®︎』を運営する株式会社LX DESIGNと連携協定を締結しました。この協定は、地域の教育改革や教員不足を解消するための重要な一歩となります。桑名市が掲げる「くわなスタートアップ・オープンフィールド戦略」において、LX DESIGNは新しい教育モデルを提案し、地域の人材と子どもたちをつなげる役割を果たします。
連携の狙い
近年、政府や地方自治体では、スタートアップ企業との協業に注目が集まっています。桑名市でも、2024年1月にはスタートアップとの共創を促すイベント「くわなスタートアップサミット開国〜KAIKOKU〜」が開催され、LX DESIGNの代表がピッチとして登場しました。その後、3月に策定された「くわなスタートアップ・オープンフィールド戦略」に基づき、地域の教育環境の改善に向けた取り組みがスタートしました。
本協定の具体的な目的は、以下の4つのポイントに分かれています。
1. 教員の働き方改革と教員不足の解消
2. 外部人材を活用した多様な教育の実現
3. AIやICT環境を活用したデータ利活用によるスキル向上
4. 相互の協議による新たな事業の企画
これにより、地域の教育現場に多様な価値をもたらすことが期待されています。
トークセッションの内容
連携協定の締結式同日に、桑名市長の伊藤氏とSTATION Ai代表の佐橋氏、LX DESIGN代表の金谷が参加するトークセッションが開催されました。テーマは「スタートアップと実現する、オープンな桑名の共創」とされ、地域における教育改革やスタートアップの役割について議論が交わされました。
伊藤市長は、「子どもたちと実社会をどうつなげるかが大きな課題で、全国のプロフェッショナルと子どもたちが出会う機会を増やすことが重要だ」と発言。地域の課題解決に向けた新しいテクノロジーの導入を強調しました。
金谷社長は、「今が学校現場の現状を理解し、社会全体での課題解決に取り組むチャンスであり、外部人材のサービス『複業先生』を通じて、より楽しい教育を提供していきたい」と意気込みを語りました。
一方、佐橋氏は「名古屋にオープン予定のスタートアップ支援拠点STATION Aiを通じて、桑名の課題解決のお手伝いをしたい」として、地域活性化への熱意を示しました。
複業先生®︎の役割
『複業先生®︎』は、教育現場で多様な民間人材を活用し、キャリア教育やプログラミング学習などを提供するサービスです。この仕組みにより、児童や生徒は社会とつながりながら学びを深められ、より実践的なスキルを身につける機会が得られます。教育の多様化を促すことで、すべての子どもが自分の可能性を拓く場を提供します。 公式サイト
fukugyo-sensei.net
LX DESIGNについて
株式会社LX DESIGNは、テクノロジーとコミュニティの力で社会の学びを共創する企業です。教育現場に特化した外部人材活用サービスを通じて、すべての人が自らの人生をデザインできる未来を目指しています。公式サイト
lxdesign.me