加賀温泉での文化イベント「エンジン01 in 加賀温泉」の開催
石川県加賀市で、地域文化の再発見と郷土愛の醸成を目的としたイベント「エンジン01 in 加賀温泉」が開催されます。これには、加賀市の合併20周年と山代温泉開湯1300周年を記念する意味も含まれており、地域経済の活性化やブランド発信、震災からの復興支援を目指しています。イベントは、2023年9月5日から7日の間に行われ、日本を代表する表現者や有識者が集まり、約100の多彩な講座が予定されています。
特に注目されているのは、茶道関連のプログラムで、エンジン01文化戦略会議の副委員長である大樋年雄氏が監修した茶碗を使って行われます。この茶碗は、会議の会員有志によって制作されるもので、大樋氏は日本藝術院の会員であり、十一代大樋長左衛門としても知られています。
茶碗づくりの詳細
陶器製作の日程は、7月23日で、午前の部と午後の部に分かれています。
- - 午前の部: 11:30~13:00に茶碗の制作
- - 午後の部: 15:30~17:30に仕上げ作業
この制作ワークショップには、俳優で「日本のワインを愛する会」の会長である辰巳琢郎さんや、国際政治学者の三浦瑠麗さん、ノンフィクション作家の秋尾沙戸子さんなど、著名な参加者も名を連ねています。参加者はそれぞれ2点の茶碗を制作予定です。
茶会の開催
さらに、9月6日には一般参加者が気軽に楽しめる茶会も実施されます。この茶会では、薄茶とお菓子が提供され、大樋年雄氏が監修を行います。茶会は、加賀百万石の会場で、立礼式にて行われる予定です。茶道についての講座もあり、参加者は茶道を通して能登の文化に触れることができます。この講座には、再び大樋氏とともに秋尾沙戸子さん、写真家の安珠さん、三浦瑠麗さんも揃い、非常に貴重な学びの機会といえるでしょう。
エンジン01 in 加賀温泉の背後にある想い
この催しは、能登地震からの復興の祈念や、現代茶の概念を育てる活動の振り返りを意図しており、地域の特性を生かした「茶美会」を通じて、今後の道筋を探る一歩となることが期待されています。
今後のイベント情報
「エンジン01 in 加賀温泉」は、9月5日から7日までの間、山代温泉や加賀市文化会館で開催されます。主催はエンジン01文化戦略会議で、数多くの有識者やアーティストが関わっています。この機会に、加賀の地で伝統文化を学び、楽しむことができるのは大変貴重な体験となるはずです。
興味のある方は、公式サイトやSNSで最新の情報をチェックしてみてください。
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