JINS ASSISTがもたらすデジタル可能性の拡大。新しい時代のハンズフリーデバイス誕生

JINS ASSISTがもたらす新たな可能性

株式会社ジンズが発表した新しいメガネ型ウェアラブルデバイス「JINS ASSIST」は、デジタルデバイスの操作を手の動きではなく、頭の小さな動きだけで実現する画期的な製品です。このデバイスは、2月26日（水）午前11時から、JINSのオンラインショップや「ミライロID」のストアでの購入が可能になります。この新製品は、特に障害のある方々にフォーカスした機能を備えています。

デジタルデバイドを解消する意義

近年、デジタル化が進展する一方で、ITを利用できる層とそうでない層の間に「デジタルデバイド」が生じています。JINS ASSISTは、これまでデジタルデバイスの操作に困難を感じていた多くの人々に、自由なデジタル体験をもたらし、日常生活における「できること」を増やす手助けをすることを目指しています。このデバイスを用いることで、障害を持つ人々が直感的にデジタルデバイスを使用し、自由に情報やコミュニケーションを楽しむ機会を提供します。

使いやすさと快適性を考慮したデザイン

JINS ASSISTは、メガネに簡単に取り付けることができ、わずか4gの軽量設計が特徴です。使い方は非常にシンプルで、アタッチメントをメガネに装着し、USB-Cポートを通じてPCに接続するだけで、すぐに使用開始できます。有線接続のため、充電の心配も無用です。操作は頭の小さな動きを認識するため、長時間使っても疲れにくくなっています。

開発とお客様の声

JINS ASSISTの開発には、障害を持つ方々からのフィードバックが多く取り入れられています。オープンテストを複数回実施し、実際の使用感や改善点を求める声を反映させました。その結果、直感的で簡単に扱えるように進化し、マウス操作やショートカットキーの設定も可能です。

この製品は、JINSが初めて100%内製で行ったソフトウェア開発の成果であり、ユーザーが手に取りやすい価格を実現しています。

JINS ASSISTの基本操作

1. うなずくとカーソルが動く: 頭を動かし、カーソルの位置を調整します。
2. クリックの選択: カーソルを目的の位置で止めると、クリック方法の選択が表示され、頭の動きで選択肢に従った操作ができます。
3. 操作サポートの補助ソフト: 基本的な操作をサポートするソフトウェアが、表示によりさらに簡単な操作を提供します。