新たな形の社会参与が始まる
Polimill株式会社が運営するデジタル民主主義プラットフォーム『Surfvote』とPHP研究所が発行する月刊誌『Voice』が、画期的な記事連動企画を開始します。この取り組みは、社会におけるメディアと市民との対話を一層深めることを目的としています。
企画の背景
『Voice』は、政治、経済、社会、そして文化と幅広いテーマを扱い、深い視座を提供する月刊誌です。その一方で、Surfvoteは社会課題に特化したデジタル民主主義プラットフォームで、ユーザーが自らの意見を投票やコメントを通じて表明できる場を提供しています。両者のコラボレーションによって、それぞれの強みを組み合わせ、新たな形での社会参加の実現を目指します。これにより、単に情報を得るだけでなく、読者が得た知見を社会的対話へと発展させることが可能となります。
企画の概要
この新企画では、『Voice』の記事の一部をSurfvoteプラットフォームに掲載し、同テーマに基づいてユーザーが意見を投票できる仕組みを導入します。記事を読んだ後、参加者はSurfvote上で意見を表明し、他のユーザーの考えに触れることが可能です。このように、知識の獲得だけにとどまらず、より活発な議論が展開される環境が整います。
第1弾テーマ:投票の倫理
初回のテーマは「とりあえず投票する」は社会にとって悪いこと?というもので、アメリカの政治学者ブレナンの著作『投票の倫理学』に基づいています。これは、『Voice』2025年8月号に掲載された玉手慎太郎・学習院大学法学部教授の記事をもとにしたものです。この議論は、有権者の投票行動について再考するきっかけとなります。
今後の展望
今後もSurfvoteと『Voice』は多種多様なテーマを扱い、記事連動企画を展開していく予定です。メディアと市民の参加を結びつけるこの新しいモデルを通じて、社会課題に関する議論の深化や多様な解決策の創出を追求します。読者が持つ意見を反映させ、共に社会に対話を促す場を拡大していくことを目指します。この新しい取り組みに期待が寄せられています。