今秋上演！フライングシアター第6回公演『西に黄色のラプソディ』

フライングシアター自由劇場第6回公演『西に黄色のラプソディ』

2025年10月20日から27日まで、東京都武蔵野市の吉祥寺シアターで、フライングシアター自由劇場の第6回公演『西に黄色のラプソディ』が実施されます。この作品は、アイルランドの著名な劇作家J.M.シングによる喜劇で、20世紀初頭のアイルランド文芸復興運動の一環として誕生しました。シングのユーモアと皮肉が効いたストーリーは、当時の農民たちの日常を明るく描くものです。

物語のあらすじ

物語の舞台は、常連客で賑わう田舎の酒場。美人で勝気な娘ペギーンは、父と共にこの酒場を切り盛りしています。ある晩、何やら訳ありげな男が現れ、「父ちゃんを殺しちまった」と告白します。その言葉が村人たちの注目を集め、その男はなぜか村での人気者に。物語は騒動と恋愛が絡み合いながら進行し、思わぬ展開を見せていきます。

制作スタッフとキャスト

本公演の演出は、串田和美が手掛けます。彼は1975年からこの作品に関わり、5度目の脚色を新たに施し、今回の上演に挑みます。また、衣装はデニムを基にした独自のデザインを展開するブランド「KAPITAL」が担当し、舞台に新たな視覚的魅力を加えます。出演者には、那須凜、串田十二夜、内田健司を含む多彩なキャストが名を連ねています。

アフタートークとチケット情報

さらに、10月20日と21日の終演後には、アイルランド文化の研究者栩木伸明さんを招いたアフタートークが開催されることが決定しています。アイルランドの文化や演劇の背景について、多角的な視点で語られる機会です。

チケットはすでにカンフェティで発売中で、一般価格は7,800円から、特別価格のアーリーバードチケットは6,500円から入手可能です。平日夜割やU-30・U-18チケットもあり、若い世代にも楽しんでもらえる内容となっています。

この秋、吉祥寺シアターで展開される独特のウエストバーチャルな村人たちの物語に、ぜひ足を運んでみてください。詳細は公式サイトやSNSで随時更新されますので、チェックをお忘れなく。