イスラエルの企業情報が日本で手に入る!
新たなビジネスの可能性が広がる中で、ジャコーレ株式会社はイスラエルの最大手企業情報データベースを保有するIVC Research Center Ltdとの提携を発表しました。この提携により、イスラエルの企業情報や市場調査データを日本語で提供するサービスが始まります。特に、スタートアップ企業が集まる中東のシリコンバレーとも称されるイスラエルは、日本企業からの関心が高まっているエリアです。これに伴い、特に企業買収や国際展開を目指す日本のビジネスパーソンにとって、詳細でリアルな情報の取得が急務となっています。
伊勢原の現状と提携の背景
2017年には、日本企業によるイスラエル企業の買収案件が1,000億円を超えるなど、両国間の経済的な結びつきが強化される中で、日本からイスラエルに渡航するには直行便が存在せず、現地の情報は英語やヘブライ語が主流であるため、日本語での情報収集が難しいのが現状でした。こうした課題を解決するために、ジャコーレはIVCと連携を結びました。IVCは20年以上にわたり、イスラエルのハイテク業界に特化した情報を提供しており、その正確性や詳細な情報量は高く評価されています。
提供されるサービスの内容
この提携のもと、ジャコーレは以下のサービスを展開します:
- - IVCイスラエルNEWS配信(無料): イスラエルの最新情報を日本語で提供し、コーポレートサイトやメールマガジンを通じて発信します。
- - IVC's Database: 年間2,850 USDから利用可能な会員制サービスで、8,000社を超えるイスラエルの企業情報や市場データを取得できます。主な情報には、企業の技術、プロダクトステージ、資金調達の状態などが含まれます。
- - IVC Industry Analytics: 追加料金にて業界分析を視覚化し、より深い洞察を得ることができます。
- - IVC Customized Reports: 特定のニーズに応じたレポート作成も行っており、詳細なデータを要求する企業にとって非常に有益です。
日本企業とイスラエル企業の橋渡し
この提携によって、ジャコーレは日本企業向けにイスラエル市場への進出支援を行い、同時にイスラエル企業の日本参入を後押しします。代表取締役の平戸慎太郎氏は、これにより両国の文化的な相違を乗り越え、ビジネスの発展に寄与できると考えています。
経済の未来を見据えた動き
IVCのCEOベンジ・セゲブ氏は、イスラエルのスタートアップエコシステムが進化しつつある今、日本企業もそのチャンスを逃してはならないと述べています。文化やコミュニケーションの違いは依然として存在しますが、ジャコーレのような企業が架け橋となることで、新たなビジネス機会が開かれることが期待されます。
今回の提携によって、日本でのイスラエルの情報収集が容易になり、結果として両国間のビジネス活動が促進されることになるでしょう。新サービスは2018年3月5日から開始され、多くの企業にとって価値ある情報源となることが予想されます。