スマートエントランスの進化
2024-12-02 14:26:02

ハンズフリー通行を実現する新スマートエントランス技術の導入

新たなスマートエントランス技術の導入



近年、都市生活において利便性と安全性が求められています。そんな中、三菱地所株式会社とオプテックス株式会社は、スマートエントランスを実現する新しい連携を発表しました。この協力により、共用エントランスでのハンズフリー通行が可能になる「HOMETACT Smart Gate」という新サービスが登場します。

本サービスは、三菱地所が開発した総合スマートホームサービス「HOMETACT」と、オプテックスが提供する自動ドアセンサーソリューション「OMNICITY」が連携することで実現されます。これにより、OMNICITY対応センサーが導入された集合住宅で、利用者はスマートフォンをポケットに入れたまま共用エントランスを解錠できるようになります。これまで、帰宅時には物理的な鍵を取り出したり、アプリを開いたりする必要がありましたが、新機能によってその手間を省き、両手が塞がった状態でもスムーズに通行可能になります。

ハンズフリー通行の導入によるメリット



今回の取り組みによる期待される効果は主に以下の3つです。

1. スマートフォンを使用しない解錠
HOMETACTアプリをインストールしたスマートフォンを持つことで、共用エントランスをハンズフリーで解錠できます。例えば、荷物を持っている場合でも、スマートフォンを取り出すことなく通行できます。

2. 権限管理の効率化
OMNICITYが提供するSDKをHOMETACTアプリに組み込むことにより、アカウントに連動した権限管理が可能になります。これにより、入退去手続きがスムーズになり、運用の効率化が図れます。

3. 低コストでの導入
新たなエントランスシステムの導入には多くのコストがかかることが一般的ですが、OMNICITYでは自動ドアセンサーの交換のみで済むため、ローコストで新築や既築の集合住宅でも幅広く採用が可能です。この特性により、多くの物件での導入が期待できます。

スマートホームサービスとしての「HOMETACT」



「HOMETACT」は、さまざまなIoT機器を統合して管理することができる総合スマートホームサービスです。2021年11月から本サービスは提供され、東京の住環境に適した仕様で多くの物件に導入されています。特に、スマートロックやエアコン、照明の操作が可能な点が高く評価されています。

さらに、HOMETACTは2023年6月に最優秀賞を受賞するなど、その実績も評価されています。これにより、ユーザーは新しい顧客体験を享受し、生活の質が向上します。

不動産テックEXPOでの体験コーナー



本取り組みについては、2023年12月11日から13日に東京ビッグサイトで開催される「第5回不動産テックEXPO」にて、三菱地所のブースで体験コーナーが設けられます。業界関係者をはじめ、一般の方々の多くの来場が期待されます。

三菱地所とオプテックスは、今後もこの連携を強化し、さらなる価値提供を目指していく方針です。この新しい技術が、都市生活をより快適で便利なものにすることは間違いありません。スマートエントランスの進化にぜひご注目ください。


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会社情報

会社名
三菱地所株式会社
住所
東京都千代田区大手町1-6-1大手町パークビル
電話番号
090-3240-3643

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