青森の名馬牧場「ワールドファーム」が再建へ
青森県の階上町に位置する競走馬の牧場「ワールドファーム」が、火災によって甚大な被害を受けました。2025年5月4日の夜に発生した火災では、厩舎と事務所が全焼し、事業運営に支障をきたしています。この困難な状況を乗り越えるべく、クラウドファンディングを使った再建プロジェクトが始動します。
牧場の歴史と火災の影響
「ワールドファーム」は、これまでに「エンプレス杯(GII)」や「JPNⅠ」等で栄光を勝ち取った競走馬たちを育成してきた青森県の小さな牧場です。しかし、今回の火災によって1歳馬10頭の生活空間が失われ、日常業務が麻痺しています。人的被害がなかったことは何よりも幸いですが、厩舎や事務所の再建には2,000万円以上の費用が必要とされています。
クラウドファンディングの目的
このクラウドファンディングでは、次のような目的で支援が求められています:
- - 焼失した厩舎2棟と事務所の再建
- - 馬たちが快適に過ごせる環境の整備
- - 次世代の競走馬育成に向けた環境の再構築
ファーストイノベーションが立ち上げた「つながりファンディング」は、地域の人々の夢や挑戦をつなげることを目的としており、これまでに様々な支援を行っています。
支援者への感謝のリターン
支援をしてくれた方々には、感謝の印として以下のリターンが用意されています:
- - 馬たちのたてがみを使用したオリジナルストラップ
- - 支援者名を掲示するプロジェクト
- - 牧場の日常を収めたフォトブックやグッズ
- - 2026年にデビューする競走馬の命名権(限定1組)
全てのリターンは、目標金額に届かなかった場合も支援者に届けられます。プロジェクトは「All-in方式」で実施され、必要分の資金が集まっていなくても活用されます。
最後に
クラウドファンディングは2025年5月29日から公開予定です。また、地域の方々が結束し、この困難を打破できるよう、私たちも協力していきたいと思います。青森の名馬たちの未来のため、ぜひ支援の輪に参加してみてはいかがでしょうか。まさに地域と人々が力を合わせて復興を目指す、素晴らしいプロジェクトです。
このクラウドファンディングを通じて、地域の競走馬文化を再興し、未来へと繋げていく手伝いをしていきましょう。